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今回はMRを辞めた後について書いていきたいと思います。
Contents
製薬会社の退職について
僕は以前にも書きましたが会社から出た転勤の内示を受け入れずそのまま製薬会社を退職しました。
詳しくはこちらにまとめてあります。
このとき一応転職活動はしていましたが内定がない状態でした。
というのも営業所内ではそこまで古株というわけではなく僕が転勤になる可能性はかなり低かったので本格的な転職活動はしていませんでした。
僕が所属していた製薬会社では特殊な理由(管理職への昇格や結婚に伴う引っ越し)がない限り通常担当歴が長い社員から順に転勤していきました。
従って僕の転勤は後2〜3年はないだろうと勝手に予想していました。
ただいずれはMRから転職したいと思っていたので転職先の候補に関しては少し考えていました。
就活の際にもMRをずっとやるつもりはなくMRをしながら次のキャリアについて考えていこうと思っていました。
ですがMRの次に自分のやりたいことがなかなか見つからず時が経過していったという感じですね。
転職先について
製薬会社を退職した後は前々から転職先の候補として考えていた職業の選考を受けました。
転職先の候補はリクナビネクストを利用して調べていました。リクナビネクストには様々な職業や会社の求人が掲載されているので実際にどんな求人があるのかをざっくりと調べることができました。
すぐには転職する気はないけど将来転職したいと考えている人には実際の求人情報を調べることができるリクナビネクストはおすすめです。
登録すれば求人情報の閲覧はもちろん自己分析ツールも無料で利用できるのでよかったら下のボタンから登録してみてください。
そしてキャリコネでは会社のリアルな口コミを見ることができるのでリクナビネクストで興味を持った会社の情報をここで調べていました。
キャリコネの口コミは現役の社員が口コミを書いているのでかなり参考になります。
僕が実際に利用してみてこの2つのサービスはかなりオススメできます。
転職先の候補にしていた職業
ここからは僕が実際に転職先の候補として考えていた職業をご紹介します。
CRA(モニター職)
転勤がなくMR経験を活かせるということで魅力を感じていました。顧客との付き合いや売り上げ目標もなく働きやすい環境だと思いました。
会社名:IQVIA サービシーズジャパン、イーピーエス、シミック
医療機器の営業
MRと仕事のスタイルが似ているため比較的スムーズに働くことができると思いました。
会社名:メドトロニック
美容室向けの化粧品の営業
昔からシャンプーなどの美容室専売品に興味があったので候補としていました。営業スタイルもMRと似ている部分があります。
会社名:ヘンケルジャパン
MR経験を活かせる仕事
これは結構あります。具体的には医療系の広告代理店や医療系のウェブメディアなどです。
会社名:QLife
その他興味があった会社
気になった会社を候補としていました。他業界の営業職の求人が多かったです。具体的には業務用の調理器具の営業やワインの営業です。
会社名:ラショナルジャパン
僕が仮に薬剤師免許を持っていたら
当然薬剤師も転職候補になったと思います。
求人に応募する際に利用した転職サイト(エージェント)
求人に応募する際に利用したサービスはリクルートエージェントです。
リクナビネクストからも求人に応募することはできますが転職エージェントを通して求人に応募した方が色々とアドバイスをもらえるので通過率は上がると思います。
リクルートエージェントはかなり親切かつ的確にアドバイスをもらえたのと担当のエージェントの方が元MRのだったこともあり業界特有の事情をわかって頂けたのでかなりオススメできます。
*リクルートエージェントへの登録は下のボタンからできます。
実際に転職活動を本格的にやるのであれば転職エージェントを利用した方がいいですね。理由は転職活動を徹底的にサポートしてくれるからです。特に転職エージェントのサポートに助けられたことは職務経歴書などの書類関係のサポートです。あれを一人で仕上げるのはかなり大変です。
転職活動の成果
書類選考は結構通過率が高くて面接までは比較的スムーズに進めました。面接はいつくか落ちましたがまあまあ通過しました。
ここで少しMRを辞めた経緯を振り返ってみます。
最終的に僕は会社の転勤発表を受け入れずに会社を辞めましたが転勤の発表はあくまで最後の一押しでした。
仮にMRの労働環境に問題が少なければ転勤を受け入れてそのままMRとして働いていたと思います。
そこでどのようなことを不満に感じていたのかというと僕の場合仕事が嫌だというよりは組織で働くことが嫌になっていました(転勤も含む)。
従って転職先の会社を選ぶ際は会社の雰囲気、社風、ワークバランスを重要視していました。
MRという職業に多少の不満はあったものの給料はまあまあ高いですし楽しいと感じる部分もありました。
一方で会社という組織に属することは不満しかありませんでした。
具体的には
- 大して働かない先輩が高い給料をもらっていること
- 売り上げが良くない先輩の的外れなアドバイスを聞かないとめんどくさいことになること
- くだらない飲み会が多いこと
- 意図しない転勤があること
などです。
これに僕がいた製薬会社は
- 新薬を開発できない
- いろんな領域に手を出している
- 仕事に一貫性がない
などの不満要素が多くありました。
従って会社という組織に所属することに対する悪いイメージが僕の中では大きくなっていました。
だから結局違う会社に転職したとしても会社という組織の一員として働くことに変わりはないという結論に達しました。
僕は一社しか経験していないので全部の会社がそうでないとは思います。
ただ僕の頭の中に会社という組織の悪いイメージがかなり強く残ってしまったのでこのような結論に達してしまいまいした。
この結論に達してからは進んでいる選考を全て断って一人で今後についてじっくり考えてみることにしました。
より具体的に書くと過去のトラウマ(会社という組織の悪いイメージ)が邪魔をして転職活動を頑張れなかったという感じです。
幸い実家が空いていたので少しの間であればしのぐことができるという計算もありました。
多少の貯金もあったのでじっくり今後について考えました。
ブログの立ち上げ
製薬会社を退職した後、職に就かなかった僕はかなり多くの時間を手に入れることができました。
今後のことを考えるといっても一日中考えているわけではないので何かしようかなと思い興味があったブログを開設してみることにしました。
そのブログがスパイスアイランド(このブログ)です。
最初の頃はブログにMRのことを中心に書いていました。
慣性の法則は人の思考にも有効なようでMRを辞めた後なぜかMRのことがなかなか頭から抜けずにいましたね。
そして少しでも若手MRのお役に立てればと思ってMR時代の経験をブログに書きました。
塾講師への挑戦
だいぶ今後についての方向性も定まり塾講師をやってみようと思って塾講師を始めました。
塾講師という職業を選んだ理由は
- 付き合いは当然ない
- 人に干渉されず自分のペースで授業を進めることができる
- 中高時代に勉強をまあまあがんばっていたので塾講師ならできると思った
- 実力が反映される(授業が良ければ生徒が集まるし良くなれば生徒は辞める)
この4つの理由が主なものです。
塾も会社という組織ではありますが塾講師は業務委託に近いので製薬会社のようなめんどくささは少ないです。
科目も得意科目だけで大丈夫という塾が多かったので
- 高校化学
- 中学数学
- 中学英語
- 中学理科
これらの科目を教えることとなりました。
ちなみに僕は理系(化学科卒)です。
僕が卒業した大学の化学の入試の得点率は9割なので化学はかなり得意科目でした。
最初は高校化学を教えることを希望していましたが中学生の科目も教えて欲しいということになり中学生にも勉強を教えることになりました。
色々なことに挑戦する
現在は
- 塾講師
- ブログ
- ユーチューブでのゲーム実況
の3つを軸に活動しています。
MR時代から比べると収入はかなり落ちましたがその代わり自由な時間は増えてくだらない飲み会はゼロになりくだらない付き合いもゼロになりました。
また塾での授業は全て僕に任されているので的外れなアドバイスもゼロになりました。
総合的に考えれば今の方が快適に暮らせていると思います。
収入に関してはこれからの頑張り次第ですね。
ただ無駄とわかっていることにお金や時間を使わなくなったことはかなり大きいですね。
また僕はどうもお酒が苦手でしてこれを飲まなくなったこともプラスに働いています。
MRの時は苦労してお酒を飲んでいました。飲み会前はウコンのチカラをきっちり飲み、飲み会後は水を1L飲んでいました。これをしないと気持ち悪くなります。
また精神的な余裕が生まれたせいかわかりませんが読書やゲームに集中できるようになりました。
僕の好きなことは読書とゲームです。
退職から転職活動を振り返る
MRを辞めた時は「マジで今後どうしよう」とかなり焦っていました。
転職先が決まっていない状態で会社を辞めることは本当に精神衛生上よくないですね。
そして会社を辞めてわかったことは自分がいかに会社に依存していたのかということです。会社という強いバックがなくなった自分は本当に儚い存在だと思いましたね。
それと同時に個人で稼ぐ力をつけることは必要だと思いました。自分の力でお金を稼ぐことができればある程度自由に生活することができます。
こんな感じで会社を辞めたことによっていろんな角度から自分を見つめなおすことができたのでこの決断に後悔はしていません。
今は塾講師をがんばっているのでそれはそれでいい選択ができたと思います。
しかし安定は今まで以上にないので常に努力し続ける必要はあります。
このひたすら山を登り続けている感じも刺激があって悪くないですね。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
コメント失礼します。
私も今MRをやっていますが、周りに予算を少なく取ってズルをしている人がいます。
そのような人が、予算を達成し優秀と評価されている現状に我慢できず、やめようと考えています。
数字だけが優秀の定義なのでしょうか?
コメントありがとうございます。
数字だけが全てではないと今でも思っています。
ただ会社は数字を重要視しますよね。
なので予算を少なくしてまで数字を達成する人が出ると思います。
正々堂々戦っても自分が不利になってしまうケースがMRの場合結構ありますよね。
立ち振る舞いですね
改善されないなら活躍できる場所に行きましょう!応援してます!
私はチームの弱い人に予算を押し付けて連続達成中です!
社内での立ち振る舞いも大事ですよね。応援ありがとうございます。
はじめまして。
私の働いてる会社は女性優遇が強くて嫌になってます。
女性の諸先輩方は転勤無しで出身地方勤務で、予算も担当エリアも少ないです。予算は前年維持すれば達成というレベル。
男性は地盤のない数字の悪い地方へ飛ばされやすく、予算も大幅につけられています。そうなると、女性は毎年予算達成で昇給、不遇なエリアに配属された人は毎年予算未達で評価も悪くなる。自分の実力不足と言われればそれまでですが、女性より割を食いすぎてる気がします。担当エリアも地方というのもありますが1県丸ごとつけられています。
女性の働きやすさを良くするのも大事ですが、そこにフォーカスが行き過ぎて割を食う人が多く、会社に嫌気が差しています。
不満ばかり貯めてしまう自分も良くないですが、会社の将来性(新薬出ない)も含めて辞めたくなってしまいました。
愚痴コメントですみません。
会社がルールになってしまうのが厳しいところですよね。それでもMRという仕事は恵まれている職業だと思います。