MRからCRA(臨床開発モニター)への転職を考えている方へ




MR職は高待遇で高給料の非常に魅力的な職業ですが、中にはMRを辞める人もいます。

1.なぜMRを辞めるのか

給料も高く、待遇も恵まれているMR職ですが、続けていく上で受け入れなければならないことがあります。

それは転勤です。

MRの離職理由の中でも全国転勤は上位に入ります。

転勤をどうしても受け入れることができないからMRを辞めるという方は数多くいらっしゃいます。

人の考え方は年を重ねるごとに変わります。

入社するときは「転勤を受け入れる」という考え方であったのにいつの間にか「転勤は受け入れられない」という考え方に不思議と変わってしまいます。

そこでなぜ、転勤することがMRを辞める理由になってしまうのかというと、自分が希望するエリアに転勤することはほとんどできないからです。

最近では希望も通るという話も聞きますが、毎回希望が通る保証はどこにもありませんし、それぞれの希望をいちいち聞いていたら会社が成り立ちません。

だから、自分が行きたくないエリアにもいずれは行かなければなりません。

また、転勤があるということでなかなか自分の家を買うことができません。

マイホームを手に入れたら転勤が決まってしまい、住むことができないという話はよく聞きます。

この場合、自分の買った家には住むことができずに単身赴任となります。

また、独身の場合ならば自分が我慢すれば解決しますが、家庭を持った場合、子供を転校させたくないという自分以外の問題も起こります。

MRの転勤について詳しく書きます

2017.07.17

2.CRA(臨床開発モニター)

CRAは薬の治験を扱う仕事です。

医療系かつ転勤なし(出張はあり)ということでMRから転職される方は多い職業です。

医者との面談もあるのでMR経験も活かすことができます。

3.MRとCRAの比較

MRからの転職先として人気があるCRAですが、MRとCRAはどんな点が異なるのかについて書いていきたいと思います。

5-1.給料、福利厚生

給料は確実にMRの方が上です。

MRの給料が高い理由は、日当と住宅補助が手厚いからですので、それが少ないCRAの給料はMRと比べるとどうしても低くなってしまいます。

ただ、CRAは出張の際に出張手当がつき、残業した場合は残業手当がつきます。

住宅手当はほとんど出ません。

5-2.特徴

MR CRA

*左がMRの特徴で右がCRAの特徴になります

書類

普通 多い

先生との距離

近い 遠い

自由な時間

多い 少ない

休日出勤

ある ない

営業的な要素

多い 少ない

先生からの扱い

悪い 普通

1.書類

書類に関してはCRAの方が多いですし、細かいです。

治験内容は細かく報告しなければならないため、MRの書類よりも大変です。

2.先生との距離

MRは比較的、先生との距離が近くなります。(営業の要素を含むため)

一方でCRAは一定の距離を保ったまま仕事を進めます。

従って、会話の内容もビジネスライクな話が中心となります。

もちろん先生との付き合いはありません。行事に参加する必要もありません。

MRは営業職なので信頼関係を構築する過程で先生との距離が近くなります。

→距離が近くならないと営業にならないケースもあるから

一方でCRAは営業ではないので別に先生との距離を縮める必要はそこまでありません。

→距離が近くなくても話を聞いてくれるため仕事に支障はない

3.自由な時間

MRの方が自由な時間は多いです。

直行直帰ならばいつも一人ですので、面会しない時間は何をしていても大丈夫です。

一方でCRAは基本的には出張がない日は会社に出社して仕事をします。

ただ、在宅勤務制度が充実しているので、CRAも結構自由です。

出張がある日は移動時間はもちろん自由ですし、仕事が終わったあと、その土地のグルメを堪能することも可能です。

従って、CRAも自由ですが、MRの方が自由という結論になります。

4.土日出勤

MRは講演会や、得意先の行事参加、先生との付き合いなどで、比較的、土日に出勤することが多いですが、CRAは土日に出勤することはほぼありません。

だから、CRAは休日にしっかり休むことができます。

5.営業的な要素

MRは営業職ですので、営業的な要素がかなりあります。

一方でCRAの場合、営業的な要素はほとんどありません。

薬を開発する上で治験は必須ですので、依頼された仕事を着実にこなすイメージを持って頂ければと思います。

また営業ではないため、変に気を使う必要はありません。

普通のビジネス対応をすれば大丈夫です。

6.先生からの扱い

MRの先生からの扱いが悪いという訳ではありませんが、良好とは言えないです。

特に新規開拓をする場合、最初はかなり相手にされないケースはあります。

一方で、CRAの先生からの扱いは比較的良好です。

CRAの場合、初めて行く施設でも普通に話を聞いてもらえます。MRのようなまず関係性を構築してみたいなプロセスはありません。

また、CRAはMRのように何年も同じ施設を担当しないので、こちら側もそこまで気を使う必要はありません。

MRの場合比較的長く施設を担当するので、結構気を使いますし、少しでも仕事を有利に進めるため関係構築に力を入れます。

5-3.CRAの仕事内容と気になる点

CRAの主な仕事は治験のモニタリングをしてその報告書を書くというものです。

治験が安全に行われるようにサポートしたり、開発段階での安全性情報を収集したり、GCPに基づいて治験が行われるように監修したりします。

従って、MRよりルールがかなり細かいです。

また、面会する相手は先生や治験コーディネーターが中心となります。

CRAの仕事をやる上で注意すべき点は英語に抵抗がないことが挙げられます。理由は医療系の英語の論文を読む機会が多いためです。

忙しい時期は主に施設の立ち上げをする際です。(準備期間)

この期間は出張も多くなり、やることが多いため忙しくなります。

ただ、プロジェクトが忙しくない時期には有給を消化して旅行に行くことも可能です。

5-4.CRAについて知る

治験のプロジェクトは2年スパンが目安で、医療機関への訪問頻度は基本的には月1回の訪問です。(用がある際には週に1回行くこともあります)

自分が担当する施設の数は5軒から10軒です。

出張がある日は1日1施設の訪問です。

従って、スケジュールがきつくなることは少ないです。(遠い施設に出張に行く場合は前泊することもあります)

出張の頻度は週1回が基本です。(忙しい時は週に3回の時もあります)

社内の飲み会は少ないという特徴があります。

6.MRからCRAへの転職はオススメ

CRAは転勤がなく営業的な要素もないので、すごく働きやすい環境が整っている仕事です。

先生との付き合いもないので、仕事とプライベートを両立することもできます。

また、CRAは営業職ではないのでMRのように期末に数字が足りずに詰めたりする必要はありません。

MRのような数字に関しての心配はCRAではなくなります。

従って、MRを辞めた後の転職先としてはかなり魅力的ですね。

7.CRAに転職するには

CRAに転職するには転職サイトを利用します。

ただ年齢制限(会社にもよる)があるので興味がある方は早めに転職活動をされてみてください。

転職サイトに関してはこちらを参考にしてください

MRからの転職活動の流れとおすすめの転職サイトについてご紹介します

2018.01.10

7.まとめ

MRを辞める人は一定数いますので、他の仕事に魅力を感じたならばMRを辞める選択も悪くはないと思います。一度きりの人生ですので、後悔をしないようにしましょう。




コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

えるく

製薬会社の営業(MR)をやっていました。自分の興味があることを発信したくてこのブログを作りました。楽しんでください!