MRの転職先について実例をまとめました




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今回はMRの転職先を転職理由も含めて紹介します。転職先を選ぶ際に少しでも参考にして頂ければ幸いです。

この記事はMRから実際に転職された方の結果のみを記載しています。
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転職を考えている現役MRの方でMRからどんな職業に転職したのかを客観的事実として知りたい方向けの記事になっています

早速MRの転職先として多い職業をご紹介します。今回紹介する職業は転職後も比較的満足して長く働くことができる職業になります。

他の製薬会社のMR

他社のMRに転職した人が僕の周りでは一番多かったです。理由はMR経験を活かせますし仕事内容がほぼ同じだからです。(変わるのは主に担当製品と担当エリアです。)

 

他の製薬会社のMRに転職したMRの多くはMRという仕事は比較的気に入っているけど所属している製薬会社に不満が多いMRです。

 

具体的には

  • 幅広い領域を扱う製薬会社から領域を特化している製薬会社に転職したケース
  • 新薬が出ない製薬会社から新薬をある程度上市している開発力のある製薬会社に転職したケース
  • 製品力がない製品ばかりを扱う製薬会社からある程度製品力がある製薬会社に転職したケース

など様々です。

 

ただ現状製薬会社の経験者MRの中途採用の求人は現状本当に少ないです。

 

従って他社MRへの転職はかなりハードルが高いです。(以前は求人がたくさんあったので他社MRへ転職するMRは多かったですね)

 

▼他社MRへの転職はこちらも参考にしてください。

MR経験者が他社(他メーカー)MRへ転職する際に知っておくべきこと

2018年1月10日

コントラクトMR

コントラクトMRへの転職もそこそこ多いです。コントラクトMRに転職する人はMRという仕事は続けたいが今所属している製薬会社ではMRを続けたくない人です。

 

現状他社MRの中途採用の求人はかなり少ないのでMRを続ける場合はコントラクトMRが転職先に選ばれます。

 

もう少し詳しく書くと

  • 担当領域を変えたい
  • MRを続けたいが他メーカーの求人がない
  • 勤務地の問題

など

です。

 

担当領域を変えたい

以前ならばMRの中途採用の求人がたくさんあったので自分がやりたい領域の薬を扱う製薬会社に転職すればよかったのですが今は求人がほとんどありません。

 

従って担当領域を変えたい場合コントラクトMRになることでその願いを叶えることができます。

 

MRを続けたいが他メーカーの求人がない

この理由が一番多いです。

 

MRは続けたいが今の会社では続けたくない(理由としては新薬が出ないことが多い)場合は他の製薬会社に転職するのが一番ですが現状他社MRの中途採用の求人は少ないです。

 

そうなると求人がそこそこあるコントラクトMRが転職先として選ばれます。

 

勤務地の問題

コントラクトMRは勤務地の希望がある程度叶います。ですので勤務地の問題でコントラクトMRへ転職する方は多いです。

 

▼コントラクトMRへの転職はこちらも参考にしてください

メーカーMR(経験者MR)からコントラクトMRへ転職する理由とメリットとデメリット

2021年4月27日

医療機器の営業

MRから医療機器の営業に転職した方も多くいました。

 

医療機器の営業は同じ医療系の営業職なのでMR経験を活かすことができます。例えば糖尿病領域の薬を扱っていたMRが糖尿病領域の医療機器メーカーに転職するようなケースがあります。

 

医療機器の営業に転職したMRの多くはMRの仕事モデルはある程度気に入っていた方が多いです。MRと医療機器の営業は細かい部分は違いますが似ている部分は多いです。

 

続いてMRから医療機器営業へ転職したMRの転職理由をご紹介します。

医療機器の営業へ転職する理由は色々ありますが

  1. MRの将来性が不安
  2. 他社MRへの転職を目指したが目当ての求人がなかった
  3. MRよりももっと医療に貢献したいと思った

などです。

 

1.MRの将来性が不安

MRは良くないニュース(早期退職、MR活動の制限)が多いのでこれを不安に感じて医療機器の営業に転職するMRはいます。

 

2.他社MRへの転職を目指したが目当ての求人がなかった

MRという仕事を続けたいが所属している製薬会社への不満が大きく他社MRへの転職を考えたが他社MRの求人があまりなくMRの仕事と似た部分が多い医療機器の営業に転職したMRは一定数います。

 

これらのケース(1と2)に共通していることはMRという仕事モデルはそこまで嫌ではないということです。

 

3.MRよりももっと医療に貢献したいと思った

MRという職業は医者に頼りにされないケースも確かにあります。もちろん頼りにされるケースもあります。

 

ただ、どちらかというと医者に頼りにされないケースの方が目立つのでそこを解消したいという理由から医療機器に転職するMRはいます。

 

医療機器営業は比較的無駄な訪問は少ないです。

 

医療機関を訪問する理由は医療機器営業の場合、医療機器の使い方をレクチャーするためなど明確なことが多いですし、営業担当でないと解決できない問題もあります。

 

だからMRよりも頼りにされるケースが多いです。時には手術の立会いに参加することもあります。

 

▼MRから医療機器への転職はこちらも参考にしてください。

MRの転職先として多い医療機器メーカーの営業について

2018年5月14日

CRA(モニター職)

CRA(モニター職)薬の開発(治験)を主に行う職業です。

 

CRAは転勤がないですしフレックス制の会社が多いのでモニター職は働きやすい職業ですね。

 

治験はもちろん医療機関で行われるのでMRの経験を活かすことができます。

 

MRからCRA(モニター職)へ転職した理由は

  1. 全国転勤を避けるため
  2. 労働時間の改善
  3. 営業をしたくないから

この3つが多いですね。

 

1.全国転勤を避けるため

CRAは出張はありますが転勤はありません。従って、全国転勤を避けるためにCRAに転職するMRはいます。

 

転勤がない職業は他にもありますが、MR経験を活かすことができるCRAはその中でもMRから転職者が多い職業の一つです。

 

2.労働時間の改善

MRは朝から晩まで基本的には働きます。だから自由ですが労働時間は長いです。

 

また営業なので相手のペースに基本的には合わせる仕事です。だから相手のスケジュールに依存する部分が多いです。

 

これらの労働時間や労働環境を改善する目的でCRAへ転職するMRは一定数いますね。

 

CRAは出張であればアポイント制ですしそこまで無理なスケジュールではありません。

 

しかもMRと違って内勤書類を書く時間も確保されています。

 

3.営業したくないから

MRは営業職なので予算や売り込み要素があります。

 

これに対してCRAは営業ではないので予算はないですし売り込み要素はありません。

 

しかも関係性の構築はあまり必要ないので余計な気を遣う必要はありません。

 

営業を続けたくないという理由でCRAに転職するMRは一定数いますね。

 

▼MRからCRA(モニター職)への転職はこちらも参考にしてください。

MRからCRA(臨床開発モニター)への転職を考えている方へ

2018年1月10日

生命保険会社(プルデンシャル)の営業

意外と多いのが生命保険会社の営業への転職です。中途採用しかとっていない生命保険会社に転職する方は一定数いますね。

 

MR時代の営業経験と人脈が生命保険の営業に活かすことができます。

 

生命保険会社の営業に転職する理由は「実力を試したいから」が多いです。

 

MRとしてある程度成功した人であれば実績に応じて報酬が支払われる完全歩合制の営業の方が年収が上がる確率が高いです。(入社から2年はあまり契約が取れなくても給料が支払われます。それ以降は完全歩合制です。)

 

挑戦という目的でMRから生命保険の営業に転職するMRはそこそこいます。

 

あと転勤もないですし会社に毎日出社する必要もない(週2回ミーティングの為出社)ので実績さえ出すことができればかなり働きやすい職業が生命保険の営業です。

 

生命保険の営業に転職するには基本的にはヘッドハンティングです。僕も何回か勧誘されたことがありますが転職サイト経由ではなく社員からの勧誘が主な採用ルートになります。

薬剤師

薬剤師免許を持っている方ならば薬剤師に転職することができます。

 

実際に薬剤師免許を持っているMRの方でMRから転職希望の方はほぼ薬剤師へ転職されています。

 

というか薬剤師免許を持っているMRの方は数年MRをやって薬剤師になるというビジョンを持っている方が多いですね。

 

MR経験はもちろん薬剤師になっても活かせます。

 

▼MRから薬剤師への転職はこちらも参考にしてください。

MRから薬剤師への転職を考えている方へ2つの職業を比較しました

2018年6月7日

医療系の会社全般

医療に関連する事業を行っている会社は結構たくさんあります。例えば有名どころだとm3.com、QLifeなどです。他にもたくさんあります。

 

事業内容は多岐に渡りますが医療に関連している事業を行っていることは共通です。(IT系が多い)

 

これらの会社は医療に関連する事業なのでMR経験を少しだけ活かすことができます。

 

また転勤は基本的にありませんし数字のノルマもないので比較的働きやすい職業です。

 

一つだけ注意点がありましてこの職業は英語の論文を読む機会があるので英語力を求める企業が多いですね。

 

結構色々な企業があるので転職サイトを一度ご確認頂けるとわかりやすいと思います。

転職エージェント

転職エージェントはその名の通り転職活動をサポートする仕事です。

 

転職エージェントの利用者には現役MRや未経験からコントラクトMRを目指す方がいます。従ってMR経験者であれば親身になって利用者の相談に乗ることが可能です。

 

僕が過去にお世話になった転職エージェントの方も元MRの方でした。

 

転職エージェントは転勤がないですしワークバランスはいいのでMRからの転職先としてはおすすめできます。

異業種・他業界への転職

MRは医療系の営業職なのでMRの転職先は医療系か営業系がほとんどです。

 

とはいえ中には医療系、営業系とは全く関係ない職業に転職される方もいらっしゃいます。

 

完全な他業界への転職は基本的にはポテンシャル採用になることが多いです。

 

ポテンシャル採用の場合は20代であることを条件とする企業が多いので、もしMRとはほとんど関係ない職業への転職を考えている方は早めに転職された方がいいですね。

 

また、他業界の営業はMRの営業とは異なる部分が多いのでMRの営業スタイルが通用しないケースもあります。

 

もちろんMRの営業経験を活かせる部分もあります。

MR経験は大事

どんな転職先にしても転職する際にアピールするのはMR経験になりますので、MRとして実績を出しておくことで今後のキャリアプランは広がります。

えるく
新薬の上市経験や病院の担当経験(400床以上)があると評価されますね

▼具体的にはこちらで解説しておりますので合わせて読んでみてください。

MRから転職する場合は事前準備が大切です

2018年2月20日

MRから転職するには

▼将来的に転職を考えているMRの方はこちらを参考にしてくださいね。

MRからの転職の準備におすすめのサービスを紹介します

2019年5月11日

 

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リクルートエージェントは元MRの転職エージェントも在籍していますのでことらの状況を理解してくれ親身になって相談にのってもらえますのでおすすめです。

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まとめ

MRからの転職先としてはやはり医療業界、営業系といったMRと関わりがある転職先が多い印象を受けました。

少しでも参考にして頂けたら幸いです。




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