【就活生向け】製薬会社の選び方とおすすめの製薬会社を紹介します




MR職になりたいと思った就活生の中には「入社するならどこの製薬会社がいいのか?」や「そもそも製薬会社の違いって一体何?」などの疑問をもっている方もいらっしゃると思います。

 

僕も就活生の時はそうでした。MR職に魅力を感じてMR職を目指すことを決めましたがどこの製薬会社がいいのかについては結構調べないとわかりませんでした。

 

そこで製薬会社選びで悩んでいる就活生向けにMR経験者が製薬会社の選び方とおすすめの製薬会社について詳しく解説していきます。

入りたい製薬会社に必ずしも入れるとは限らない

まずこの事実を理解してください。これは製薬業会に限った話ではないのですが新卒の就活で自分が入りたいと思った会社に入れる人なんてごくわずかです。

 

だからこの記事ではおすすめできる製薬会社とおすすめできない製薬会社の大きく2つのカテゴリーに分けました。

注意

この記事は僕の独断と偏見によるものですので全て鵜呑みにしないでください。

おすすめできる製薬会社

規模が大きめの製薬会社

規模が大きくて売れている薬を多数所持している製薬会社はおすすめできます。

  • 第一三共
  • 武田薬品工業
  • アステラス製薬
  • 田辺三菱
  • 協和キリン
  • 大日本住友製薬
  • 塩野義製薬
  • 大塚製薬
  • 小野薬品工業
  • エーザイ
  • MSD
  • バイエル
  • ベーリンガー
  • アストラゼネカ
  • 中外製薬
  • イーライリリー
  • ファイザー
  • グラクソスミスクライン
  • ノバルティス

これらの会社は開発力もありますし製品力が高い薬を多くもっていますので絶対に受けた方がいい製薬会社になります。

 

そして幸運にもこれらの会社から内定をもらえたのであれば入社することをおすすめします。

領域特化型の製薬会社

基本的にどの製薬会社にも強い領域はあります。ただその強さはまちまちですし中にはいろんな領域に手を出している製薬会社もあります。

 

ここで紹介する4社は特に領域を絞っていてなおかつ成功している製薬会社です。

  • ツムラ(漢方)
  • マルホ(皮膚科)
  • ノボノルディスクファーマ(糖尿病)
  • 参天製薬(眼科)

これらの会社は規模がそこまで大きくありませんが特定の領域では確固たる地位を確立しています。

 

規模が大きい会社でMRをやるのもいいと思いますが特定の領域に特化している会社でMRをやるのも個人的には結構おすすめです。

 

おすすめできない製薬会社

ここにあげていない製薬会社です。あえて名前は出しません。

 

そこでなぜおすすめできないのかというと売れている製品があまりないからです。

 

MRをする上で製薬会社によって一番違うのは扱う製品です。製品力がない薬や特許が切れた製品をPRするのはMRにとって本当に辛いことです。

 

さらに製品力がない薬を扱うMRは最悪の場合先生に面会できないなんてこともあります。

 

よく営業力があれば製品力なんてあまり関係ないと言われますがMR職ではそんなことはないというのが僕の主張です。

 

製品力あっての営業力です。

 

だから売れている製品がない会社や新薬が出ない会社には入らない方がいいと思います。

 

とはいえおすすめできる製薬会社以外のところしか内定がもらえなかった場合はそこに入社することになると思いますがその場合は入社後にそれなりに苦労することになります。

 

だから就職活動を頑張って頂きぜひおすすめできる製薬会社の内定をとってください。

内資か外資か

内資か外資かについてはこちらの記事で詳しく書いているので参考にしてください。

内資系製薬会社と外資系製薬会社の違いについて

2017年9月20日

領域特化型のMRがおすすめ

もし規模が大きい製薬会社でいろんな領域を担当したいという希望があるのであればそのような製薬会社に入社できるように頑張ってください。

 

特にそのような希望がない人やどの製薬会社がいいのかわからない人には領域を絞っている製薬会社をおすすめします。

 

理由は領域を絞った方がメリットがたくさんあるからです。

具体的には

 

  • 業界内での転職がほぼないから
  • 勉強する内容が絞られる
  • 特定の診療科のみ訪問すればいい
  • 会社のブランドがある
  • 働きやすいから長く働ける

です。

業界内での転職はほぼないから

少し前までは同じ業界内でMRが転職することは日常茶飯事でした。

 

他の製薬会社に転職するには色んな領域の経験があった方が有利なので領域は絞らずに色んな領域の経験を積むことはすごく価値がありました。

 

しかし今は業界内での転職は求人がないのでほぼありません。ということは別に色んな領域を経験する必要はありません。

 

担当領域が増えればその分仕事は大変になるので領域が少ないに越したことはありません。

勉強する内容が絞られる

これはかなりのメリットです。

 

例えば糖尿病の薬しか扱わないのであれば糖尿病の知識を中心に身につければいいわけです。

 

それに対して糖尿病、高血圧、脂質異常症、胃潰瘍など多くの疾患を扱う場合はそれぞれの知識を身につけなけばなりません。

 

ご想像通り勉強する内容が多ければ多いほど大変です。また勉強する内容が多すぎて手が回らない事態に陥ることも考えられます。

 

しかも医療は日々進化するので一回覚えたら終わりではありません。医療や薬の知識は一回勉強した部分でも常に最新情報にアップデートし続けなければなりません。

 

扱う領域が多ければ知識のアップデートも莫大な量なのでかなり大変です。だから扱う領域は少ないに越したことはありません。

特定の診療科のみ訪問すればいい

もし扱う領域が多ければその分たくさんの診療科に訪問する必要があります。

 

時間は有限なので優先順位を決めて訪問することになりますが優先順位をつける作業は意外と大変です。

 

特定の領域に特化していれば優先順位をつける必要はあまりありません。

 

〇〇科だけ訪問すればいいのでターゲッティングが楽になります。浮いた時間で勉強やら自分のやりたいことをすることもできます。

 

また領域を特化させれば一度の訪問で複数の製品をPRできます。

 

このように領域を特化させると効率よく仕事ができます。

 

例えば色んな領域にちょっとずつ手を出している場合、訪問施設は増えるし複数の製品を一度にPRできないためかなり仕事の効率が悪くなります。

会社のブランドがある

領域特化型の製薬会社はブランド力があるのでその領域で一定の信頼を獲得しています。

 

だから転勤した時でも「〇〇製薬のMRさんだから安心ね」みたいな感じで会社のブランドにより最初からある程度の信頼関係があります。

 

ですので転勤しても同じように働くことができます。

 

会社のブランドないと転勤した場合1から関係を構築することになるのでかなり大変です。

診療科別の強い製薬会社

全ての診療科は網羅できませんが僕が知る限りのことを書いていきます。

 

どの製薬会社にも重点領域はありますがその中にも明確な序列があります。

 

また複数の領域に注力している製薬会社が多いですね。

 

それに対して一つの領域だけに特化している製薬会社は少ないです。具体的にはマルホ(皮膚科)、参天製薬(眼科)、ノボノル( インスリン)です。

内科(医療機関数:★★★)

内科は色んな疾患をみるので訪問している製薬会社も多いです。特に生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)の薬の市場が大きいので大手製薬会社が強いですね。

 

特に武田薬品工業、アステラス製薬、第一三共、田辺三菱、MSD、ノバルティスあたりは内科ではかなり強い印象があります。

泌尿器科(医療機関数:★)

泌尿器科に強い製薬会社はアステラス製薬ですね。アステラス製薬は製品ラインナップも豊富で先生からの評価も高いです。

耳鼻咽喉科(医療機関数:★★)

内科ほどではないですが耳鼻咽喉科も結構数があります。耳鼻咽喉科に強い製薬会社は協和キリン、グラクソ、MSDあたりですね。

消化器内科(医療機関数:★)

消化器だけを標榜している医療機関は少なく内科と消化器科のようなケースが多いです。消化器科に強い製薬会社は武田、アストラゼネカ、第一三共あたりです。

眼科(医療機関数:★★)

眼科に強い製薬会社は圧倒的に参天製薬です。眼科の先生も参天製薬のMRへの信頼はかなり厚いですね。

皮膚科(医療機関数:★)

皮膚科に強い製薬会社は圧倒的にマルホです。皮膚科といえばマルホ、マルホと言えば皮膚科となるぐらいダントツで強いです。

糖尿病内科(医療機関数:★)

糖尿病にはインスリンの市場と経口薬の大きく2つのカテゴリーがあります。

 

経口薬は大手製薬会社を中心にたくさん会社が色んな製品を発売しておりかなりの激戦区です。

 

その中でも強いのはMSD、武田薬品工業、大日本住友、第一三共、田辺三菱、ベーリンガーあたりですね。

 

一方でインスリンの市場はノボノルディスクとイイライリリーの2強です。

呼吸器内科(医療機関数:★)

呼吸器内科はかなり数が少ないです。強い製薬会社はグラクソ、ベーリンガーあたりですね。

人工透析(医療機関数:★)

透析施設は開業医はほとんどなく病院がメインになります。強い製薬会社は中外製薬と協和キリンです。それぞれ腎領域専門部隊があります。

心療内科(医療機関数:★)

精神系の疾患を扱います。近年増加傾向にあります。強い製薬会社は大塚製薬です。

整形外科(医療機関数:★★)

強い製薬会社は久光製薬、第一三共、旭化成ファーマあたりですね。整形外科は体育会系のイメージが強いですね。

絶対に製薬会社は選んだ方がいい

たまに「どこの製薬会社に行っても対して変わらない」とか「入った会社で頑張ればいい」などの意見をみかけますがそんなことはないというのが僕の意見です。

 

MRを一生続けるつもりがなくても新卒で入社する製薬会社は選んだ方がいいです。

 

その理由は以下の通りです。

  • 製薬会社を選ぶチャンスは新卒しかない
  • 扱う製品は大事
  • 積める経験値が違う
  • 弱小メーカーに行くと仕事にならないこともある

製薬会社を選ぶチャンスは新卒しかない

まずこれです。

 

以前はMR認定証があれば転職で好きな製薬会社に行けました。しかし今は中途で他の製薬会社に行くことはほぼ不可能です。

 

従って新卒で入社するしか方法はありません。「MRは続けたいけど今いる会社が嫌だから転職しよう」はできないと思ってください。

扱う製品は大事

MRとしていくら評価されても結局製品力がなければ薬は売れません。これは僕が身をもって体験しました。

 

製品力がある薬はしっかりと戦略を練り正しいアプローチをすれば確実に売れます。

 

しかし製品力がない薬はいくら優秀なMRでも大して売れません。頑張っても同情処方がスズメの涙程度出るくらいです。

 

しかも領域によって会社の強い弱いがあります。会社自体がその領域に弱いのであればMRがいくら頑張っても限界はあります。

 

そのような逆境の環境で働きたい人であればいいと思いますが個人的にはあまりおすすめはしません。

 

会社も強いし個人も強い「鬼に金棒状態」がベストです。

積める経験値が違う

仮にMRから他の職業に転職しようと思った場合MRとしての経験がMRからの転職を成功させるには大切になってきます。

 

成功している製薬会社の方が学べることが多いのでいずれMRを辞めるつもりでも製薬会社は選んだ方がいいです。

弱小メーカーに行くと仕事にならないこともある

弱小メーカーに行くとまず卸(MS)から相手にされません。MSはメーカーの報酬額が高い政策しかやらないので弱小メーカーの政策なんてやりません。

 

また弱小メーカーに行くと面会すらできないこともあります。

 

混んでいる医療機関は長年取引がある製薬会社として面会しないケースもあるので入る製薬会社によって仕事のしやすさは大きく変わります。

上司と配属地にもよる

製薬会社は選べても上司と配属地は選べないケースが多いです。

 

ただ上手くいっている製薬会社であればヤバイ人がいるリスクは少ないし配属地が悪くても仕事に大きな影響は出ないのでやはり製薬会社は選んだ方がいいです。

まとめ

この記事で紹介している製薬会社に入社できればMRにおける就活は成功ですので頑張ってください。

 

 

 




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