MR職を激務な職業と感じるかは人それぞれ違う




MR職を目指すか検討中の就活生の中には「MR職を激務に感じるかどうかは人によるってどうゆうことだろう」という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。そこで今回はMR職を激務と感じてしまうケースをご紹介します。

MR職が激務な職業になってしまう場合(1)

MR職の仕事内容から逆算してまずは適性関係についてまとめました。(MR職以外でも適性はある)

  • 勉強(覚えることがメイン)することをかなり苦痛に感じる
  • 人と話すことを苦痛に感じる
  • 自分で考えて行動することが苦手
  • 自分の意見を否定されることに耐えられない
  • 真面目すぎてサボることができない
  • ごまかすことに抵抗を感じる
  • 打たれ弱い人

上記に挙げさせて頂いた項目に当てはまる場合MR職を激務と感じてしまう確率が高くなります。一つずつ解説していきます。

勉強(覚えることがメイン)することをかなり苦痛に感じる

MR職の仕事内容のメインは医療関係者(医師、薬剤師など)への医薬品の情報提供です。

 

情報を提供するということは医薬品の知識、疾患の知識、医療制度の知識など多くの知識を習得する必要があります。数学のように考える系の勉強というよりは覚えることがメインになります。

 

従って勉強することを苦痛に感じてしまったり時間がかなり多くかかってしまう場合MR職の仕事を激務と感じてしまう可能性があります。

人と話すことを苦痛に感じる

MR職は仕事のメインは医師との面談なので人と話すことに苦痛を感じる場合MR職が激務に感じてしまう可能性があります。

 

さらに人と話すといってもどちらかと言えば相手の話を聞くことがメインになります。相手の情報を収集することで初めてそれに合わせた情報提供をすることが可能になります。

 

従って自分が話すことは得意だけど相手に話してもらうように誘導することに苦痛を感じる場合MR職が激務と感じる確率は上がります。

自分で考えて行動することが苦手

MR職は基本的に一人で担当エリアの自社製品のシェアを上げる仕事です。ですのでいちいち「これやって」みたいな細かい指示はされません。会社からはゴールだけが伝えられてゴールに辿り着く過程は自分で考えなければなりません。

 

ですので自分で考えて行動することが苦手な人にとってMR職は辛く感じてしまう場合があります。

自分の意見を否定されることに耐えられない

先生に自分の提案を否定されることは日常茶飯事です。ですので自分の意見を否定されることに人一倍ストレスを感じてしまう人はかなり大変な思いをすると思います。

真面目すぎてサボることができない

MR職は労働時間は長いので仕事中にうまく休憩(サボる)する必要があります。むしろ適度に抜かないとやってられません。めちゃめちゃ真面目で仕事中にサボれない性格だと過労で体調が悪化する確率があります。

ごまかすことに抵抗を感じる

白黒はっきりさせない方がいいこともMRの仕事にはあります。几帳面すぎて全てをハッキリさせないと気が済まないような性格だと疲れる可能性があります。

打たれ弱い人

MR職に失敗はよくあることです(むしろ成功がレア)。ですので失敗を引きずって行動に影響が出てしまったりメンタルが崩壊しやすい人は激務に感じる確率が高いと思います。

MR職が激務な職業になってしまう場合(2)

続いて仕事への考え方について書いていきます

  • 相手のメリットにならないことはしたくない
  • 完璧を目指してしまう
  • 一喜一憂してしまう

こんな感じです。

相手のメリットにならないことはしたくない

これは営業職ならよほど扱う製品に製品力がない限り直面すると思いますが自分が営業する商品(薬)を営業相手が使うことが必ずしも相手のメリットになるわけではないです。

 

自社製品を使うことがメリットになるようなケースを提案してそこに誘導していったり似たような商品の場合ファーストチョイスで使ってもらえるように提案していくようなこともあります。

 

だから相手のことを考えすぎてしまうとモヤモヤした気持ちになると思います。ある程度割り切ってやれるかどうかが大事です。

完璧を目指してしまう

MRの仕事は終わりがないマラソンに近くてやることを探していくとほぼ無限に仕事があります。だから「こんくらいでいいや」みたいな適当さが必要です。ただ適当すぎても良くないのでその辺をうまくやっていくことが大切です。

一喜一憂してしまう

新規採用になった時に喜んでいたり売上が落ちた時に落ち込んでいたりすると精神が持ちません。またやることをしっかりやっていてもうまくいかない時(売上が上がらない時)もあります。そのような時でも平然と仕事ができることが大切です。

MR職が激務になってしまう場合(3)

職場環境(所属する製薬会社、直属の上司、担当するエリア)によって働きやすさはかなり変わります。

  • 担当軒数が多い
  • 上司が厳しすぎる
  • 営業所員が足を引っ張る
  • 担当する領域が多い

こんな感じで同じ会社でも配属されるエリアによって全然違います。よく配属ガチャとか言われますよね。

 

ちなみにMR職は全国転勤があるので営業所のメンバーは定期的に変わります。最初は良くても上司や営業所員が変わると働きにくくなることもあります。(もちろんその逆もあります)

 

また会社によって注力している領域が違います。扱う領域と扱う製品が多ければ多いほど勉強するのが大変です。(一つの領域しか扱っていない製薬会社もあります)

異業種からMR職へ転職してきた人の意見

MRには中途採用で入社してきた人も結構います。

 

前職は営業をやっていた人が多い印象がありますが全く関係ない仕事をしていた人にも結構出会います。

 

そのような人と話すと皆さん口を揃えて前の仕事よりMRは楽な仕事だとおっしゃっていました。

 

この楽っていう意味は人それぞれ違いますが一つ言えることは転職した結果働きやすくなっているということです。

激務と感じるのは人それぞれ

結局人それぞれなんです。製薬会社は数多くありますし配属される地域もたくさんあります。周りの環境も多種多様です。

 

ただMR職の仕事を激務と感じてしまう人の傾向はあります。MR職は向き不向きが強く出る職業なので今回の内容を参考にしてみてください。

 

P.S.超ベテランMRによると激務な仕事をうまくこなすのも働きやすい環境を作るのも一つのスキルらしいです。

 

▼MR職のメリットとデメリットをこちらにまとめましたので合わせて参考にしてください

新卒入社におけるMR職のメリットとデメリットを紹介します

2017年7月16日




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