MR認定試験に関すること(試験難易度など)をまとめました




MR認定試験とは「どんな試験なのか」そして「MR認定試験に合格するのは大変なのか」などMR認定試験に関する情報をMR経験者がまとめました。

 

MR認定試験について知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

MR認定試験の受験資格について

MR認定試験を受けるには受験資格を得る必要があります。その方法は主に2つあります。

  1. MR導入教育実施期間で基礎教育を受講し修了認定する
  2. 製薬会社またはCSO(MR派遣業)で導入教育を受講し終了認定する

です。

 

ポイントは英検や漢検みたいに受験料を支払えば誰でも受けられる試験ではないということです。

MR認定証を取るには

MR認定証を取るにはMR認定試験に合格することに加えてMRの実務経験を積まなければなりません。

 

従って製薬会社またはCSOに所属しなければMR認定証を取ることはできません。(MRの実務経験を積めないため)

 

ですので製薬会社やCSOに入社せずにMR認定証を取ることはできません。

MR認定試験の勉強は事前にできますが

MR認定試験の勉強はいつでもできます。ただ製薬会社やCSOでは入社後にMR認定試験対策の研修があるので別に前もって勉強する必要はありません。

 

僕の場合MR認定試験のテキストも入社後に配布されました。(これに関しては会社によって差があります。入社前に前もってテキストが配布される会社もあるようです。)

 

ですので入社後からMR認定試験の勉強をしました。入社前は何もしていません。

 

ただ前もってMR認定試験の勉強をやりたいと思う方もいらっしゃると思いますのでMRテキストが配布されていない状態でMR認定試験の勉強をすることについて書いていきます。

 

まずMRテキストなしでMR認定試験の勉強をするのはちょっと厳しいです。

 

従ってMRテキストを購入する必要があります。MRテキストはMR認定センターから購入することができます。(一般の本屋には売っていません。)

 

確かに購入はできるのですがMR認定試験のテキストは全て購入すると1万円を超えます。高いですよね。

 

しかも入社後にMRテキストを会社が用意してくれるので個人で購入してしまうとダブってしまいます。

 

ですのでテキストがダブっても前もってやりたいという方はMRテキストを購入して勉強してみてください。

 

ちなみに個人的な意見は「MR認定試験の勉強は入社後に頑張れば全然間に合う」です。

MR認定試験の試験日と試験科目

MR認定試験の試験日

12月の第2周目の日曜日のみで1年に1回しか試験は実施されません。

MR認定試験の試験科目

MR認定試験の試験科目は以下の3科目です。全科目マークシート方式です。

  • 医薬品情報
  • 疾病と治療
  • MR総論

これら3科目全てに合格する必要があります。

 

1科目でも不合格なると不合格になった科目だけ来年受け直しになります。合格した科目は免除されます。(初回の受験年月から5年を経過したら全科目受験になります)

 

ただMRであれば1発合格が基本です。

メモ

1回目の試験で不合格になっても2回目でほぼ確実に受かります。1回落ちた人はみたことありますが2回落ちたという人には出会ったことがありません。

MR試験の合格率

MR認定センターが発表している合格率は平均すると約75%です。

引用:MR認定センター

ただMR認定試験はMSも受けるので上記の数字はMRとMSが混ざった数字になっています。

 

MSは基本的に1発合格は目指さずに1年に1科目ずつ合格する戦略です。というのもMSは十分な勉強時間を取れないからです。MRみたいな直前合宿なんてものはありません。

 

だから純粋にMRだけの合格率となるともっと上がります。

 

ちなみに僕の同期は全員合格でした。

 

また会社によっても合格率は変わります。MR認定試験対策に力を入れている製薬会社やCSOであれば合格率は余裕で90%を超えてきます。

 

まとめるとMR認定試験は試験自体が簡単だから合格率が高いのではなくて試験自体は普通ですが受験者が勉強をかなり多くしているので合格率が高くなっているということです。

 

ちなみにこれだけ受験者が勉強する理由は落ちれないからです。僕が実際に研修中に言われたことは「MRの研修には莫大なお金がかかっている。だから試験は1発で受かれ」です。こんなプレッシャーをかけられたらやるしかないので頑張りました。

MR認定試験の合格難易度

合格率が比較的高いので「MR認定試験なんて楽勝じゃん」と思われる方もいらっしゃると思います。

 

僕も入社前はそう思っていました。

 

実際に試験に合格してみて思ったことは「MR認定試験は難しくはないが舐めると落ちる試験だ」ということです。

 

試験範囲はMR認定テキストのみで試験方式もマークシートなので試験自体はそこまでレベルの高いものではありません。

 

ですのでしっかり勉強して練習問題を数多く解けば誰でも合格できます。

 

ただ舐めてかかってろくに勉強せず練習問題を解かなければ普通に落ちます。

 

MR認定試験に受かった人はみんなたくさん勉強した人です。計算問題は出ないのでとにかく勉強時間を増やして暗記すれば合格点は取れます。

 

また合宿研修でもMR認定試験の対策をしてくれますし自習時間もたくさん確保できるので勉強する環境は素晴らしいです。

 

だから頑張れば誰でもMR認定試験には合格することは可能です。

MR認定試験に合格するには

実際にMR認定試験を受けることになった時はこちら↓の記事を参考にしてください。

MR認定試験に合格する勉強方法を紹介します

2017年8月21日

 




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