今回はこれからMR職への就職や転職を考えている方向けにMR職のやりがいに関する記事を書いていきたいと思います。
本題に入る前に「そもそも仕事のやりがいとは何か」を事前に決めておきます。
人それぞれやりがいに関しては独自の考え方があると思いますが僕の中での仕事のやりがいとは
- やってよかったと思える仕事である
- やっていて楽しい(飽きない)仕事である
- やったことを評価してもらえる仕事である
です。
*今回紹介するMRのやりがいは上記に書いた基準で選んでいます。
Contents
MR職のやりがい
MR職の主なやりがい
- 給料が高い
- 責任感のある仕事ができる
- 医者との駆け引きが楽しめる
- たまに感謝される
こんなところですね。
一つずつ解説していきます。
給料が高い
給料が高いことは仕事のやりがいにつながります。MR職の給料は他の仕事に比べてもかなり高いです。
▼MRの年収に関してはこちららの記事を参考にしてください。
というのもどうせ働くならたくさんお金をもらえた方がよくないですか?仕事を頑張った結果お金をたくさんもらえれば働いてよかったと思えますし仕事を頑張る糧にもなります。
働く目的の大半はお金をもらうことと僕は考えているので給料が高いことは大きな仕事のやりがいにつながります。
しかもMR職は営業成績が良ければボーナスが増えます。だから仕事を頑張った分だけ給料に反映してもらえるので結果やりがいに繋がります。
ただいくら給料が高くてもスーパー激務だったらやりがい以前に仕事を続けること自体が不可能ですがMRは仕事を続けることができなくなる程激務ではないです。
責任感のある仕事ができる
仕事のやりがいを考えた際に指示されてやるよりは自分で考えてやった方がやはりやりがいをたくさん感じることができます。というのも人に指示されたことを淡々とこなしても面白くないからです。
MR職は基本的に営業するターゲットや1日のスケジュールや営業戦略を自分で考えます。だから自分が練った戦略が成功して売り上げが伸びるとかなり面白いです。
時間をかけて考えた戦略がうまくいくとこの上ないやりがいを感じることができます。
そのかわり戦略が失敗したときの責任は自分に跳ね返って来るのでそれも含めてMR職はやりがいの高い仕事だと思います。
指示されたことだけをやる仕事はいずれ飽きますしモチベーションもいつか下がります。
医者との駆け引きが楽しめる
これは結構マニアックなやりがいです。一種の格闘技みたいな感じでしょうか。
例えばボクシングなどの格闘技の選手は闘うこと自体を楽しみ勝てばさらに楽しいから格闘技をやっているのだと思います。
MRの営業ではこちらの提案を相手が受けるかどうかは一種のバトルです。このバトルが楽しく感じることもあります。
知識を増やしスキルを習得して先生に挑戦することはまるで一種のリアルゲームみたいなものです。
ドラクエが楽しい理由は自分がレベルアップして強い敵を倒すことですよね。(他にも楽しい要素はたくさんあります)
そんな感覚をMR職では味わうことができます。
たまに感謝される
ぶっちゃけMRをやっていて人に感謝されることはあまりないです。
よく見かける「MRのやりがいについてインタビューしました」のような「〇〇さんの提案で◇◇(薬の名前)を使ったら患者さんがよくなったよ。」みたいなことはほぼありません。
しかし「〇〇さんが担当でよかったよ」のような人として評価してもらえることはたまにあるのでそれはやりがいに繋がりますね。
当然こちらは営業する相手にベネフィットを提供できるように日頃からMR活動しているわけですから評価されたり感謝されれば仕事をしていてよかったなと思えます。
やりがいに繋がるかは人それぞれ
先程も書きましたMR職は営業職ですのでボーナスは営業成績に応じて支給されます。
会社によって営業成績の跳ね返り具合は異なりなりますが各社で共通していることはたくさん製品を売ればボーナスを多くもらえるということです。
これはやりがいに繋がりますよね。自分が努力して売り上げが上がればボーナスが多くもらえるわけですから「頑張ってよかった」と思えますよね。
逆に売れなればボーナスが低くなるわけですがそれはそれでいいと思います。売り上げが悪いのでボーナスは低くなって当然です。
売り上げが上がるように努力すればいいだけのことです。
売り上げを上げるためにいろいろと試行錯誤して必要なスキルを習得していく過程を僕は楽しいと感じることができるのでMRという仕事にやりがいを感じています。
営業職は苦手って人はこの部分の楽しさを共感できない人かなって思ってます。一定の仕事をこなして一定の給料をもらう仕事も世の中にはたくさんあります。
MRはどちらかと言えば実力主義の仕事です。競争は嫌だと思う人には向いていない仕事です。
営業は向いてる人と向いてない人が絶対にいます。話すのが苦手とかプレゼンが苦手とかの問題ではなくて根本的な考え方が合わない人は営業職には適していません。
実際にも辞める人も多いのがMRです。営業職としてのやりがいを感じることができなければ長く続けることは難しいですね。
医療に貢献できるというやりがい
MRは製薬会社の営業なので医療に貢献することができます。
やりがいについて書く前にまず知っておいて損はない病気を治す方法について書いていきます。
- 症状を和らげる
- 症状の根本を治療する
1は対症療法と呼ばれています。
根本的に病気を治すのではなくて症状を緩和させる治療をするというやり方になります。自然に治れば薬の投与は必要なくなります。
わかりやすい例は痛み止めです。一時的に痛みを抑えるのです。
2は症状を引き起こしている原因を治療するというやり方で原因療法と呼ばれています。腹痛になったときその腹痛を起こしている原因を取り除くのが例になります。
大きく分けてこの2種類に病気の治療は分けられます。どちらの治療を行うにしろ薬は必ず関与してきます。
もしこれが自社製品であった場合MRが情報提供することで患者さんに薬が投与されて結果的に患者さんの病気が良くなったケースがあるとするとMRの情報提供が医療に貢献してますよね。
別に自社製品でなくてもMRの情報提供によって患者さんも治療に貢献することができればこれも立派な医療貢献です。
MRのやりがいは医療貢献も大きいです。処方提案することによって先生がその提案を受け入れてくれて患者さんの病気が良くなれば「一生懸命勉強して提案したかいがあったな」と思えるわけです。
僕はこの瞬間を楽しみにいつも勉強してます。
とは言っても患者さんから直接感謝の言葉をもらえることはないですが売り上げが伸びるということは上手くいっているということなのでそれだけで十分満足です。
まとめ
今回MRのやりがいについて僕の意見を書かせて頂きました。やりがいに関しては様々な意見がありますが今回紹介したのはあくまで僕個人の意見になります。
ですので参考程度に読んで頂ければ幸いです。
▼MR職のメリットとデメリットをこちらにまとめましたので合わせて参考にしてください
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