MR職を目指そうと思った方ならばこんな疑問が思い浮かぶのではないでしょうか。

当時就活生だった僕はこんなことを思いました。
そこで実際にMR職を経験してみると

これが本音になります。
さらに詳しく書いていきます。
激務の定義ってなに
一概に激務な仕事と言っても人によって激務度というのはかなりの差があります。ですのでこのテーマは非常に個人の意見が強く出てしまいます。
だから今回はなるべく客観的に激務度を書いていければと思います。ただ僕の主観がだいぶ入ってしまうことはご了承頂ければ幸いです。
仕事の激務度について
基本的には労働時間が長ければ長いほど激務になりますし短れば短い程楽になります。
ただ仕事内容があまりにキツければたとえ労働時間が短くても激務になってしまいますよね。
運動に例えると1時間歩くのと1時間走るのでは明らかに1時間歩く方が楽ですよね。
従って仕事のキツさを決めないと労働時間で激務度を判断するのは難しいです。
そこでいくつかの項目で仕事の大変さを表したいと思います。
- 肉体的疲労:仕事した時の身体の疲労
- 精神的疲労:仕事した時の精神的な疲労
- 緊張感:仕事中に緊張はどれほどあるか
- 不安感:仕事中に不安はどれほどあるか
★3つがMaxです
この4項目でMR職の仕事内容の激務度を決めたいと思います。
参考までに薬剤師の仕事の激務度は以下の通りです
- 肉体的疲労:★★★
- 精神的疲労:★
- 緊張感:★
- 不安感:★
薬剤師の仕事は圧倒的に肉体的疲労が多いですね。立っている時間も長いですし患者さんがくれば勤務中は基本的に休憩以外はなかなか休めません。
MRの激務度は以下の通りです
- 肉体的疲労:★
- 精神的疲労:★★★
- 緊張感:★
- 不安感:★★
こんな感じです。
病院担当か開業医担当かでも変わりますがMR職は肉体的疲労は比較的少ないと思います。
この理由はMRの移動手段は車ですし開業医担当であれば待合室で座って待てます。ですので体はあまり疲れません。しかもアポイントがなければMRは勤務中でも休憩し放題なので体が疲れすぎて仕事にならないみたいなことはほぼあり得ないですね。
ただ精神的疲労は大きいですね。MRの営業活動していれば自分の提案を先生に否定されることは多いですしそもそも面会自体が困難なケースもあるので精神は結構疲弊します。
続いて緊張感ですが外勤が多いのであまりありません。ただこれは人によるのかもしれません。知らない人と話す際に緊張する人だと結構緊張感は強いかもしれないですね。
僕は知らない人と話す際にあまり緊張しないので外勤中は一人で気楽だなと思いました。むしろ上司が常にいるようなオフィスで仕事をする方が緊張しますね。
不安感はMR職は結構強いと思います。というもの売り上げ目標があるので売れるかなという不安は常にあります。
特に期末なんか100%達成が決まるので本当に達成するまでは毎日不安との戦いになります。
勤務時間と休みについて
MRの勤務時間が他の職業に比べて長いです。僕は一番長くて朝7時30分に家を出て帰ってきたのが11時ということがありました。
ただ勤務中ずっと仕事をしているかと言われればそんなことはないです。
勤務時間は車の移動と面会待ちが大半で車の中で休憩している時間も結構あります。先生と面会している時間は1日全てを合計しても多くて2時間くらいです。
この日(勤務時間が長い日)は朝に卸の朝礼があり夜に講演会があったので朝は早く出て帰りは遅くなっていますが毎日朝礼と講演会がある訳ではないです。19時に帰れる日もたくさんありますし朝も11時にくらいに出発した日もあります。
ただ勤務地によっても結構変わります。僕は政令指定都市を回っていたので移動時間は少ない方でしたが田舎だと移動時間はさらに長くなります。
まとめるとMRは勤務は長いですが休憩時間も多いので全然やっていけます。ただ拘束時間は長いのでその辺は注意してください。
続いて休みですが医療機関が休みならば外勤はできないので土日祝日は全て休みでゴールデンウィーク、お盆、年末年始は長期で休めます。
また上司によりますが有給もある程度自由に取れます。
MR職は労働と給料のバランスがいい
MR職は総合すると楽ではないと思いますが続けられない程激務な仕事ではありません。仕事内容の割にはもらえる給料は多いと思います。
会社と上司とエリアによってかなり差がある
一概にMRと言っても会社と上司とエリアによってだいぶ違います。新薬が出ない中堅製薬会社は仕事内容は楽ですが売れないという精神的ダメージは大きいです。
一方で新薬がたくさん出る大手製薬会社では勉強が大変だったり訪問先が多かったりとまた違う大変さがあります。
さらに配属される営業所によっても結構変わります。所長や先輩が親切であれば働きやすくなりますがヤバイ所長や先輩に当たれば精神病で仕事を辞めなればならない状況に追い込まれることもあります。
だから個人的には配属地と上司が一番大事だと思います。ただこればかりは運ゲーです。
▼MR職のメリットとデメリットをこちらにまとめましたので合わせて参考にしてください