こんにちは。今回はMRのストレスについて解説していきます。
MR職を目指している方の中には「MR職の主なストレスはどんなものなのかを知りたい」という方もいらっしゃるかと思いますのでぜひ参考にしてください。
Contents
MR職で共通する主なストレス
- 数字の追求
- 人間関係のストレス
- 勤務地のストレス
- 付き合い
- その他
それぞれ解説していきます
MR職は製薬会社の営業職だから数字の追求がある
MR職は製薬会社の営業職なので予算の進捗状況(どれだけ売れているか)についての追求があります。
ただ会社や上司によって追求の程度は違います。売上にシビアな会社もあれば緩い会社もあります。また同じ会社でも上司やエリアによってシビアな場合と緩い場合と両方ともあります。
またターゲット施設が新規採用にならないと「なぜ採用予定月なのに採用にならないのか」と詰められる場合もあります。
売上が好調の場合や新規採用がうまくいっている時はそんなに追求されませんが逆の場合はストレスがかなりかかってきます。
売上が悪く新規採用が取れていない場合追求されなくてもストレスがかかりますのでそこに追い討ちで追求が入ると結構辛いです。
そこでなぜこんなにも数字に対してシビアなのかについて解説していきます。
それがMRが営業職であるからです。製薬会社がMRに期待することは自社製品の売上を上げることです。だから売上が悪い場合「なぜ悪いのか」という追求が入ります。
ただやることをしっかりやっていても数字に反映されない場合も実際にあります。(ストレスになります)その場合は過度な追求を回避することができます。とはいえ追求に関しては正直上司次第でかなり変わります。
このようにMRの仕事をしていれば数字目標を達成することが大切なので売上を上げるために「どうしたらよいか」と考えることが多くなります。
この考えるという行動がストレスとなってしまいます。余計なことなんですよね。考えたところで急に数字があがる訳でもないですしね。
だからなるべく数字のことは考えないようにしますが毎日の売り上げ明細をみて売り上げが悪い時はどうしても「なぜ売れない」と考えてしまいストレスを感じることは多いです。
なぜこんなに厳しくプレッシャーをかけるのかというとやる気を出させるためです。何も言われなければ仕事は適当になってしまいます。だから定期的にこのようなプレッシャーをかけるわけです。
MRをやる以上このようなことは想定しておくべきことだと思います。
人間関係のストレス
MR職に限らず人と関わる仕事をしていると絶対に避けることができないのが人間関係のストレスです。
担当の先生が苦手なタイプであってもうまく対応しなければなりません。「あの先生苦手だから面会しない」という訳にはいきません。
そのような自分が苦手に感じるタイプの先生にうまく対応する方法はMRを続けていく中で少しわかってきますがストレスはかかります。
あと意外と多いのが社内の人間関係のストレスです。特に自分を評価する営業所長とうまくいかないとかなりストレスです。
人間関係のストレスは配属されるエリアや上司によって結構違います。
勤務地のストレス
MR職は全国転勤があります。だから勤務地に関しては希望通りにならないケースがあります。また希望の勤務地に配属されたとしても転勤になってしまう可能性もあります。
付き合い
たくさん使ってもらっている先生に付き合いに誘われるとかなり断りにくいのでMRの付き合いは多いです。
付き合いといってもいろいろありまして中にはストレスにならないこともあります。むしろ息抜きになったりします。
付き合いの典型であるゴルフを例にとってみます。ゴルフって社会人になって始める方も多いと思います。
ゴルフはとてもお金がかかるスポーツです。道具も高いですし、ラウンドするのも高いし練習も高い。全てにおいてお金がかかります。
それでも楽しいので続けている人は多いです。
そこで、付き合いでゴルフをする上でどんなことがストレスになってしまうのかというと、それは相手に合わせなければならないということです。
日程は先生の都合でMRの日程が優先されるケースはあまりないです。ゴルフ場も先生のお気に入りです。従って基本的に全部料金は高いです。その分いいゴルフ場ですが。
プレイ中も基本的に先生がプレーしやすいように立ち振る舞うのでけっこう神経使います。
このように自分のペースでできないことが多すぎるのでストレスがかかります。他の付き合いに関しても大体同じです。
その他
書類
MRの仕事の成果は書類で管理をすることが多いです。従って状況報告等はほとんど書類で報告します。
外勤に慣れるとこの書類の作成がとても苦痛に感じます。さらに同じような書類がたくさんありとてもストレスになります。
しかも、時間をかけて書いた書類もあまり有効活用されず出しっぱなしで終わるケースも多いので、非常に書類関係はストレスになりますね。
またメールもたくさんきます。提出物のメールやら医療情報のメールやら飲み会のメール等です。少し開封を疎かにするとどんどん溜まっていくので、メールが嫌いになります。
営業活動しながら書類を書くという作業は結構大変なことです。他のMRに聞いても書類はホントに多いと口を揃えて言います。
情報の信憑性が低い
MRにとって正しい情報を把握するということは大切なことです。そしてその得た情報を的確に相手に伝える必要があります。
そこでいろんなところから情報を取り入れますがこれが本当に適当な情報であるケースが多いです。
あえて具体的なことを話さないケースも多いですが、知らないから話せないケースも多いと思います。
知らない場合でも知らないとは言わずに適当な答えが返ってくるので本当にストレスになります。
思い込みが強い人が結構多いので確信がない情報も出回ってしまいます。適当な情報は本当にストレスになります。
予期せぬこともおきます
突然やってくることについてですが、ここではストレスになる要因について書きます。
医療機関は突然閉院することがあります。
閉院すると売り上げがかなり減ります。これは本当に対策の方法がありません。自分の売り上げの上位の施設が休業や閉院すると売り上げはガクッと落ちます。
そこで、一応事情を調べる訳ですがなくなったものは返ってはこないので精神的にかなりきます。
このようなことが立て続けに起こると結構トラウマになりますね。起きる確率は低いですが起きてしまうこともあります。
あとは無茶なお願いです。「今日これから○○してもらえる」といきなり言われたりします。
対応できないことも多いのでストレスになるケースもあります。MRの立場はそこまで高くないので、このような問題が発生します。
メンタルの強さが大切
よく負けず嫌いな人や気の強い人がMRには多いと言われますがそうでなければ続けることが難しいという現実があります。
辛いことや大変なことでも抵抗なく対応することができたり過度のストレスがかかっても平常心で仕事をすることができるくらいのメンタルの強さがやはり必要になってきます。
その分給料は高いので多少辛い思いをしてもいいから稼ぎたいという希望は叶えられます。
まとめ
MRのストレスについて書きましたが書ききれないこともまだあります。
今回紹介した内容はなかなかいい方向に考えることが難しいストレスです。
従って、うまく付き合っていくのが大切かと思います。最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
コメントを残す