転勤が理由でMRからの転職を考えている方へ




MR職は高待遇で高給料の非常に魅力的な職業ですが、中にはMRを辞める人もいます。

そこで今回はMRを辞めることについて書いていきます。

1.なぜMRを辞めるのか

給料も高く、待遇も恵まれているMR職ですが、続けていく上で受け入れなければならないことがあります。

それは転勤です。

転勤をどうしても受け入れることができないからMRを辞めるという方は数多くいらっしゃいます。

人の考え方は年を重ねるごとに変わります。入社するときは「転勤を受け入れる」という考え方であったのにいつの間にか「転勤は受け入れられない」という考え方に不思議と変わってしまいます。

そこでなぜ、転勤することがMRを辞める理由になってしまうのかというと、自分が希望するエリアに転勤することはほとんどできないからです。

最近では希望も通るという話も聞きますが、毎回希望が通る保証はどこにもありませんし、それぞれの希望をいちいち聞いていたら会社が成り立ちません。

だから、自分が行きたくないエリアにもいずれは行かなければなりません。

また、転勤があるということでなかなか自分の家を買うことができません。

マイホームを手に入れたら転勤が決まってしまい、住むことができないという話はよく聞きます。

この場合、自分の買った家には住むことができずに単身赴任となります。

MRを辞めるまでの物語

2018.02.27

MRの転勤について詳しく書きます

2017.07.17

2.MR以外の転職先

それでは、MRを辞めた場合、どんな職業があるのかについて書いていきます。

2-1.CRA

CRAはモニター職と言われる職業です。主に薬の開発に携わる仕事です。

MRからCRAに転職する人は多くいらっしゃいます。

その理由は転勤がなく今までの経験を活かすことができるからです。

モニター職は出張は多いですが、転勤はありません。

従って、転勤がないという理由でモニター職に転職するMRは多いです。

2-2.医療系の仕事

MRをやっていれば情報提供する際に自社以外のツールを使うことも多いと思います。

このツールを提供する職業もMRからの転職先として人気があります。

具体的には製薬会社の情報提供をサポートする仕事になります。

3.営業は続けたいが、MRは辞めたい

MRが営業するのは薬です。従って、高度な知識が必要になります。また、顧客も医師が中心であるため、半端な営業では相手にされません。

そこで、営業という仕事は続けたいが、薬は営業したくないという方もいらっしゃいます。

このケースでは医療機器の営業に転職する方が多いです。相手は同じ医師が中心になりますが、医師は医療機器に関しては薬程詳しくないので、MRが感じる立場の弱さは医療機器の営業では少なくなります。

しかし、医療機器の営業も転勤がありますので、転勤があるということが理由で転職する方には当てはまらないと思います。

4.薬剤師の免許を持っている

薬学部出身で薬剤師の免許を持っている方は薬剤師に転職するという選択肢もあります。

実際、薬剤師免許を持っているMRで薬剤師に転職する方は多いですね。

MR経験も活かすことができるので、薬剤師の免許を持っている方は薬剤師への転職を考えてみるのもいいと思います。

5.MRとCRAの比較

MRからの転職先として人気があるCRAですが、MRとCRAはどんな点が異なるのかについて書いていきたいと思います。

5-1.給料、福利厚生

給料は確実にMRの方が上です。MRの給料が高い理由は、日当と住宅補助が手厚いからですので、それが少ないCRAの給料はMRと比べるとどうしても低くなってしまいます。

ただ、CRAは出張の際に出張手当がつき、残業した場合は残業手当がつきます。

5-2.特徴

MR CRA

*左がMRの特徴で右がCRAの特徴になります

1ー書類ー

普通 多い

2ー先生との距離ー

近い 遠い

3ー自由な時間ー

多い 少ない

4ー土日出勤ー

ある ない

5ー営業的な要素ー

多い 少ない

6ー先生からの扱いー

悪い 普通

1.書類

書類に関してはCRAの方が多いですし、細かいです。治験内容は細かく報告しなければならないため、MRの書類よりも大変です。

2.先生との距離

MRは比較的、先生との距離が近くなりますが、(何度も訪問するため)一方でCRAは一定の距離を保ったまま仕事を進めます。

従って、会話の内容もビジネスライクな話が中心となります。もちろん先生との付き合いはありません。行事に参加する必要もありません。

3.自由な時間

MRの方が自由な時間は多いです。直行直帰ならばいつも一人ですので、面会しない時間は何をしていても大丈夫です。一方でCRAは基本的には出張がない日は会社に出社して仕事をします。ただ、在宅勤務制度が充実しているので、CRAも結構自由です。

出張がある日は移動時間はもちろん自由ですし、仕事が終わったあと、その土地のグルメを堪能することも可能です。

4.土日出勤

MRは講演会や、得意先の行事参加、先生との付き合いなどで、比較的、土日に出勤することが多いですが、CRAは土日に出勤することはほぼありません。

だから、CRAは休日にしっかり休むことができます。

5.営業的な要素

MRは営業職ですので、営業的な要素がかなりありますが、CRAの場合、営業的な要素はほとんどありません。薬を開発する上で治験は必須ですので、目の前の仕事を着実にこなすイメージを持って頂ければと思います。

また営業ではないため、変に気を使う必要はありません。普通のビジネス対応をすれば大丈夫です。

6.先生からの扱い

MRの先生からの扱いが悪いという訳ではありませんが、良好とは言えないです。一方で、CRAの先生からの扱いは比較的良好です。

CRAはMRのように何年も同じ施設を担当しないので、こちら側もそこまで気を使う必要はありません。MRのように信頼関係を築いてから仕事の話をするのではなく、CRAは最初からある程度仕事の話をすることができます。

5-3.CRAの仕事内容と気になる点

CRAの主な仕事は治験のモニタリングをしてその報告書を書くというものです。治験が安全に行われるようにサポートしたり、開発段階での安全性情報を収集したり、GCPに基づいて治験が行われるように監修したりします。面会する相手は先生や治験コーディネーターとなります。

CRAの仕事をやる上で注意すべき点は英語に抵抗がないことが挙げられます。理由は英語を読む機会が多いためです。

また、忙しい時期は主に施設の立ち上げをする際です。(準備期間)この期間は出張も多くなり、やることが多いため忙しくなります。

ただ、プロジェクトが忙しくない時期には有給を消化して旅行に行くことも可能です。

5-4.CRAについて知る

・治験のプロジェクトは2年スパンが目安で、医療機関への訪問頻度は基本的には月1回の訪問です。(用がある際には週に1回行くこともあります)

自分が担当する施設の数は5軒から10軒です。

・出張がある日は1日1施設の訪問です。従って、スケジュールがきつくなることは少ないです。(遠い施設に出張に行く場合は前泊することもあります)

・出張の頻度は週1回が基本です。(忙しい時は週に3回の時もあります)

・社内の飲み会は少ないという特徴があります。

6.MRからCRAへの転職はオススメ

CRAは転勤がなく営業的な要素もないので、すごく働きやすい環境が整っている仕事です。

先生との付き合いもないので、仕事とプライベートを両立することもできます。

また、CRAは営業職ではないのでMRのように期末に数字が足りずに詰めたりする必要はありません。MRのような数字に関しての心配はCRAではなくなります。

従って、MRを辞めた後の転職先としてはかなり魅力的ですね。

転職サイトに関してはこちらを参考にしてください

MRの転職にオススメの転職サイトを紹介します

2018.01.10

7.まとめ

MRを辞める人は一定数いますので、他の仕事に魅力を感じたならばMRを辞める選択も悪くはないと思います。一度きりの人生ですので、後悔をしないようにしましょう。




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製薬会社の営業(MR)をやっていました。自分の興味があることを発信したくてこのブログを作りました。 楽しんでください!!