自分への印象が悪い相手に対するアプローチ方法




営業の仕事をしているとこんなシチュエーションはありませんか。

  • 相手が自分のことをあまりよく思っていない
  • 相手が自分の所属する会社へ良くない印象を持っている

自分や会社の印象が悪いと扱う製品の印象もなぜか悪くなってしまう二次災害的なことが起きてしまいます。

 

そのような場合でも仕事をしなければならないので今回は不利な状況での対応について書いて行きたいと思います。

なぜ印象が悪くなるのか

自分に対しての印象が悪くなる原因はたくさんありますが意外と自分では気付かない原因があります。それは個人の癖が相手に悪い印象を及ぼしているケースです。

 

例えばアポイントに遅刻したとか勘違いをして間違ったことを言ったとかであれば明らかに自分が悪いことをしているので相手からの印象が悪くなっても仕方がないと思うでしょう。

 

ただ特に何もしていないのになぜか相手からの印象が悪いケースではやはり個人の癖が知らず知らずのうちに相手に悪い印象を与えていることが多いです。

 

個人の癖は今までの環境が大きく影響しているので知らず識らずの内に身についてしまった可能性があります。

 

そしてこの癖によって自分が気づかない内に相手の印象を悪くしていることがあります。

 

一つ一つが積み重なることにより大きな悪い印象を相手与えてしまうことになります。小さいことは軽視しがちですが積もり積もれば無視できないので気をつける必要があります。

 

また初対面の場合相手に大きな影響を与えるのが見た目です。

 

会話をしていないので相手を判断する際には見た目が主な情報源となります。相手にとって好ましくない見た目をしていた場合は悪い印象がついてしまいます。

悪い印象はすぐには消えない

一度ついてしまった悪い印象は残念ながらなかなか消えません。変なレッテルを貼られてしまうとそれを払拭するには時間がかかります。

 

従って悪い印象がつかないようにするのが大切ですがなんらかの事情で悪い印象がついてしまうケースもあります。

 

この場合静かに行動することが大切です会話は普段より聞き手役となりアクティブな活動は控えるようにします。

 

悪い印象の相手にガツガツと営業してもやはり効果は薄いです。せめて相手への印象を普通くらいまでは回復させないといい結果は出ないです。

 

この静かな活動をコツコツと続けていけば時間が解決してくれます。悪いから良いまで変えるのはかなり大変ですが悪いから普通までならそこまで難しくありません。

 

悪い印象がついていると不思議と通常なら問題ないこともなぜか問題になってしまいます。だから慎重に行動して印象が普通になる時が来るのをひたすら待ちます。

自分の常識が通用しないこともある

自分の中の常識は相手にとっては非常識なこともあります。これに気付ければいいのですがなかなか気付くチャンスが来ないのも事実としてあります。

 

だから相手から自分への対応が明らかに悪い場合は自分の言動や行動を振り返ってみるのも一つの手です。

 

なかなかストレートに言ってくる人は少ないので自分で気付くしかないと思います。

 

また対応が良くないのは自分に対してだけなのか全員に対してそうなのかということを調べることは大事です。

 

ここで自分だけ対応が悪い場合はやはり自分に問題があります。しかし全員同じであれば相手のキャラクターの問題だと思います。

 

僕の経験からすると面会に行くといつも数秒で面会が終わってしまう相手がいましたが後々調べたら全員同じ境遇にいたということもありました。

印象が悪いと批判的なことを言われる

印象が悪いと批判的なことばかり相手から言われます。相手によく思われていないので当たり前と言えば当たり前ですけどね。

 

この場合辛いですがこれも自分の成長と思って受け止めることが大事です。その人にとっては気に入らない点があるので一つのアドバイスと思って受け止めることが重要です。

 

十人十色ですのでいろんな相手がいます。

 

どんなに優れた作品でも好みが分かれるようにどんなにうまく立ち振る舞っても気に入らないと思われることだって時にはあります。

二次災害

これは自分ではなく前任者の印象が悪い場合同じ会社というだけで引き継いだ自分への印象も悪くなるということです。当然ですがマイナスからスタートです。

 

僕も営業していて感じますが相手は会社ごとにこちらを評価するのが好きです。従って個人の印象には会社の印象が深く関わっているような気がします。

 

会社というのは組織ですから別に人ではありません。それなのにいつ間にか人みたいなイメージが創られます。

 

なぜこのようなイメージが創られるのかというと僕の考えでは組織を構成しているのは人であるからだと思います。

 

人の集合体が組織なので組織を構成する社員一人一人の日頃の活動が大きく組織の印象に影響していると思いますね。

 

MRはずっと同じ得意先を担当することはありません。

 

良い印象も悪い印象も担当交代によりリセットされますが後任者のことも考えて活動することも組織としては重要ですね。

 

特別なことをする必要はありませんが最低限後任者が普通に仕事ができるようにすることは大切です。それが後々会社のブランド力にも繋がってきます。

 

スタート地点がマイナスというのは厳しいものです。時間もかかりますし労力もかかります。本当に大変です。

まとめ

悪い印象がついてしまった以上最低でも普通までは立て直さないと何事もうまくいきません。地味な活動になると思いますが我慢してやっていけば必ずチャンスが来ます。

 

悪い印象がつかないことに越したことはありませんがもしなんらかの理由で悪い印象がついてしまっても諦めないで活動してみてくださいね。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。ばーい。




コメントを残す