MRにとって期末はいろんな意味で大切な時期です。
僕の経験をもとに期末の心理状況や期末の過ごし方について書いていきます。
Contents
1.期末はプレッシャーがかかる
期末は数字が目標に足りるかどうかという強いプレッシャーがかかります。
毎期毎にこのプレッシャーはかかってきますが、毎回僕のメンタルに重くのしかかってきますね。
なぜプレッシャーがかかるのかというとノルマが達成できるかどうかが期末にかかっているからです。
正直100%達成するまでは硬いという判断でも油断はできません。
何が起こるのかわからないのが期末なので、100%を達成してから初めて安心することができます。
また自分の数字が達成できたとしてもチームの数字が足りなかったり、会社の数字が足りない場合は、さらに自分以外の数字のことも考えなければなりません。
これに関してはそこまで僕の場合プレッシャーには感じません。
自分一人の問題ではないので、周りと協力することができるという点が大きいと思います。
2.期末は仕事の量が多い
MRの期末はやることが本当に多いです。
今期の数字について考えることはもちろんですが、来期の計画を立てたり、送別会に参加したりとこの時期にやらなければならないことが多いし、イベントも多いのでプライベートの時間はほとんどないのが期末です。
また、最初の頃は来期の計画に時間をかけることがあまりできずに期初のスタートダッシュをうまく決められませんでした。
しかし、この来期の計画をしっかりと立てる時間を作ることは本当に大事だと徐々に実感しました。
MRは忙しい時期とそうでない時期とがあります。
これは季節性のイベントが重なりやすいためです。
だから、忙しくない時期にどれだけ働くことができるかが大事になってきます。
そしてなるべく政策関係は前半3ヶ月以内に実行するのが理想と言われています。
これは日程が延期になってしまった際に対応するためと、余裕を作るためと僕は思っています。
このように期末はやることが多いです。
僕も最初の頃は目の前の仕事でいっぱいいっぱいになってしまい、一番優先順位が低くなってしまったのが来期の計画立案です。
忙しい時はどうしても来期の計画の立案が疎かになってしまいます。
3.月初を制するものは数字を制する
僕の経験から月初にいいスタートダッシュが切れるとその期はうまく行きます。
プロ野球のペナントレースを想像してみてください。
開幕投手は球団の中でもエース級が登板しています。
これはいいスタートダッシュを切るためと言えると思います。
また、いいスタートダッシュが切れた球団というのはシーズン通していい成果を出していることが多いです。
MRも月初からバリバリと働くことは本当に大切なことです。
効率より働くためには前の期の期末に計画をしっかり立てておくことが重要です。
特に政策面の日程の確保もできると理想です。
政策は得意先の都合で左右されますので、自分だけでは解決できない問題があります。
だからこそ早めに計画を立てて行動する必要があります。
稼働の時間を多少削ったとしても計画を立てる時間を作った方が後々うまくいきます。
4.期初に動けない理由
頭ではわかっていても行動できないことが多いのも事実としてあります。
そこで期初に動けない理由について書いていきます。
4-1.期末に計画を立てていない
期末の忙しさから来期の計画を十分練ることができなかったというケースはよくあることです。
僕も経験があります。
計画を立てるのに、そこまで時間はかかりません。
また時間がない場合は少しでも立てるだけで全然違いますので、ここは踏ん張りどころです。
4-2.期末の余韻に浸っている
気が終わるとひと段落しますので、一息ついてしまうことがあると思います。
リフレッシュをすることは大事ですので、存分にしてください。
ただ、なかなか仕事モード切り替えられないとそのままズルズルいってしまいます。
これが一番避けなければならないことです。
大事な期初をなんとなく過ごしてしまうとあとから絶対に後悔しますので、リフレッシュしたらすぐに気持ちを切り替えることが必要です。
数字を達成して当然くらいに思っておくと気持ちの切り替えがスムーズにいきます。
達成できなかった場合は、自然と切り替わると思います。
5.期末の心理状態
期末はいろんな不安がありますので、普段より落ち着かないことが多いですね。
これについて一度考えたことがあります。
そこで出した結論が、考えたところで何も進展がないということです。
しかし、何も考えないといざという時に的確に動けなくなってしまいます。
だから、ある程度は考えなければなりません。
僕は過去にこのような変な葛藤をしたことがあります。
やれることは限られています。この不安な期末にやるべきことはシミュレーションをすることです。
考えられる範囲でシミュレーションをしておいて線引きをすることです。
100%を絶対に達成するのかそれとも諦めるのか。
お願いができる範囲は限られているので無謀な状況はやはりあります。
来期を棒に振っても問題ないならばチャレンジしても僕はいいと思います。
それだけ達成しなければならない期であるならです。
来期に影響がない範囲でのお願いは営業職の仕事の一部です。
達成できるできないに関わらず仕事ととしてやらなければならないことだと認識しておくといいと思います。
ここで大切なのは自分が行ったシミュレーションを信じて行動することです。
このシミュレーションを信じられないと結局また、同じようなことを永遠と考えてしまいます。
軸はブレないようにしてくださいね。
6.まとめ
期末について書きましたが、やはりいろんな意味で期末は大変です。
やることが多い分スマートにこなしていかないと時間がなくなってしまいます。
心理状態も普段に比べたら余裕が少ないです。
ただ一つ一つ目の前の仕事を丁寧にこなしていけば大丈夫ですので、忙しさを楽しむと不安な気持ちも解消されると思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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