営業をしていれば誰でも一度はミスをしてしまうことは必ずあります。人間にとってミスはつきものです。
僕も小さなミスから大きなミスまでやってしまった経験があります。
そこで今回はミスについていろんな角度から僕なりの考えを書いていきたいと思います。
Contents
1.そもそもなぜミスをするのか
ミスなんてできることなら避けたいところです。細心の注意を払っていてもミスは起きてしまう時は起きてしまいます。
1-1.知らない
ミスが起きる時って知識不足が原因のことがあります。例えば、訪問ルールを知らなかったならば面会する際にミスをしてしまいます。
もう一つ知っている情報が間違っているケースがあります。
これは「知らない」よりもミスに繋がる可能性が高いです。
自分が知っている訪問ルールを参考にして面会しようとしたがそれは一番やってはいけない面会方法であったならばかなりまずい結果になってしまいます。
MRをやっているといろんな情報が飛び交ってくるので中には間違った情報も紛れ込んでくることがあります。
全ての情報を鵜呑みにしていると痛い目に合うのは自分ですので、情報はしっかりと吟味しなければなりません。
1-2.自分の認識が間違っている
これは情報を誤って解釈してしまったということです。
情報そのものは正しいのに間違った解釈をしてしまった場合、ミスに繋がってしまいます。
情報が抽象的である場合はなるべく具体的に把握しておかないといざという時に役に立ちません。
1-3.急に予定が入ってくる
急に予定が入ってくるとミスは起きやすいです。
元からある予定にも影響が出ますし、当然のことながら急に入ってたきた予定もすんなりとはいかないことが多いです。
1-4.余裕がない
仕事が詰め詰めで入ってしまうとミスは起きやすいです。これは僕の経験からも間違いなく言えます。
予定そのものに予想以上の時間がかかってしまったり、流れで予定に続きが生まれてしまうこともたまにあります。
だから、仕事は詰めすぎないということが大事です。
面白いことに余裕のない時に限って計画通りにいかないものですから、自由に使える時間をしっかり確保しておくことは本当に重要です。
2.MRで多いミスって何だろうか
僕の経験や周りで多く聞くのは約束の時間に遅れてしまうことです。面会のアポイントに遅れてしまうことが一番多いと思われます。
原因は渋滞にはまってしまったり、出発時間が遅れてしまったり、寝坊してしまったり、寄り道をしてしまったりと結構いろんな理由があります。
これを防ぐ方法は早く出ること以外思いつきません。
とにかく目的地に早く着くことです。
そして現地で準備をすることです。
目的地にさえついてしまえば面会時間に遅れることはまずないので、僕もこれを実践しています。
具体的な時間ですが、30分前には目的地に着くようにしてます。
30分前についておけば問題ないとないと思います。
ここでの注意点ですが、早く着きすぎても予定通りに進めることです。
アポイントを頂いた時間よりも早くついたから早く面会しようとするのはこちら側の都合ですので、アポイントの時間までは待機です。
約束の時間に遅れてしまうのは論外ですが、早すぎるのも良くないです。
次にミスが多いのは説明会や講演会でのミスです。
説明会や講演会は製薬会社が行う政策です。これは有効な手段であることは間違いありません。その反面ミスも起きやすいと言われています。
説明会で多いのは弁当でのミスです。
個数が間違っていたり、日にちが間違っていて当日、弁当がなかったり、弁当が出来上がる時間が遅かったりといろんなミスがあります。
ここで大切なことですが、責任は最終的にMRに全てなります。
MRは完璧に注文したのにミスが発生してしまった時、実際にミスをしたのはMRではないことも中にはあります。
このケースでも責任はMRにあります。
だから、弁当を注文する段階からミスが起きないように注文しなければなりません。
相手が悪いと言っても起きてしまった事実は変わらないので、ミスが起きないようにやるしかありません。
講演会も同様です、ホテルの担当の方とやりとりすることになりますが、ミスがあれば全てMRの責任です。
講演会ではタクシー関係のミスが多いですね。
終わる時間が正確に読めないので先生を待たせてしまう可能性があります。
また台数が不足してしまうこともあります。
これも同じく先生を待たせてしまう可能性が高いです。
このようにMRのミスではなくても責任を負わなければならないような場面というのは多くあります。
これらのミスを完全に回避することは実際のところなかなか難しいです。
そこでミスをしてしまった際にどう対処するかについて知っておく必要があります。
3.ミスをしてしまった際の対処法
僕もミスをしてしまったことが何度かあります。僕の経験から一番よくないのは言い訳をすることと何もしないことです。
ミスをした結果、相手に不快な思いをさせてしまったことは事実としてあります。だから言い訳をしても不快な思いが消える訳ではありません。
むしろ相手をさらに怒らせてしまうことがありますので言い訳だけは絶対にしてはいけません。
また、ミスをしたのに何もしないのもよくありません。ミスをした場合、高確率で色々と批判されます。
これを恐れて何もしないのは一番やってはいけません。しっかりと対応しないと後々大変なことになります。
そこでどんな対応をしたら良いかというと謝罪することです。裏技は存在しません。とにかく謝罪です。
自分のミスを認めて謝罪することがミスをしてしまった時にとるべき行動です。次に同じミスをしなければいいのです。
成長するには経験を多く積んでいくことが大切だと僕は思ってます。僕の経験からもトライアンドエラーを繰り返すことで成長できると思います。
ミスをしても適切に対応すればよほどのミスでない限り大惨事にはなりません。
ミスをしないことに越したことはありませんが、起こってしまった時はミスを受け入れて適切に対応していくことが重要です。
4.ミスを大きくしないために
小さなミスから大きなミスにつながるというケースもあります。ミスがミスを生んでしまうことですね。
これは避けなければならないことです。
ミスが小さい時に対応しておけばよかったのに対応を疎かにしてしまい、ミスが大きくなってしまって、自分ではどうにもならないという事態まで発展させてはいけないです。
そこで僕の経験からミスを大きくしない対処法について書いていきます。
4-1.わかった時点で報告する
ミスだとわかった時点で報告することです。例えば寝坊した時点で報告することです。
そうすれば自分がやらなければならない仕事を代わりの人にやって頂くことができます。
寝坊したことについては後日しっかりと怒られますが、周りの人がフォローすることで二次災害は防ぐことができます。
もし報告しないと寝坊したことに対する罰と自分がやるはずだった仕事ができなかったことに対しての罰と2回罰を受けることになります。
同時に周りに多大な迷惑をかけてしまいます。
だから、気づいた時点で素早く報告することが重要です。
そうすれば周りも早く動くことができます。
4-2.事前に伝えておく
「もし〇〇の時は▽▽してください」というように事前にミスを想定しておくのも一つの手段です。
これをやっておけばミスとして扱われないこともありますので、通用するかは状況次第ですが、一つの方法として知っておくといいと思います。
4-3.リスクマネジメント
なるべくミスが起きやすいことをしないということです。
車の運転であれば混みやすい時間帯や混みやすい道は避けるといったようにリスクが大きいことは最初からしないってことも大事です。
ゴルフではコースが狭い際には飛ばないクラブを選択します。これは狭いからOBになりやすいので最初から飛ばないクラブを選択するということです。
このリスクマネジメントは事前情報と経験によって磨かれます。
だから、何事も下調べをしてから実行するという癖をつけておくと後々得するなと感じることが多いです。
5.追求はされる
ミスをした場合になぜ起きてしまった等の追求はされます。起きてしまった以上現状では防ぐことができなかった訳です。
そこで、追求された際に意識することは仕方がないと思ってもらえる理由を話すことです。
言い訳をすることはよくありませんが、聞かれた際には答えるべきかなと僕は思います。
例えば、「寝坊した理由が友達と遊んでいたため」だったらさらに怒りを買いますが「仕事で帰宅が遅くなってしまったため」だったら少しはわかってもらえる時もあります。
6.まとめ
ミスをしてしまうことは誰にでもあることです。しかし、ミスを事前に回避したり、適切な対応をすることでミスをする頻度も減りますし、被害を最小限に抑えることが可能です。大抵のことはリカバリーができます。慌てずに行動してくださいね。最後まで読んで頂きましてありがとうございました。ばーい。
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