自分の経験が浅いならば基本はイエスマン




新しい組織に所属した時や新しい分野に挑戦した時、最初はみんなわからないことが多いですよね。

仕事内容は同じだったとしてもその組織のルールや雰囲気は未知の領域ですし違う仕事をする場合も仕事のやり方は未知の領域ですよね。

このケースではイエスマンになると結構物事がうまくいきます。

そもそもイエスマンって

イエスマンってどんな人かというと基本的に”はい”が多い人です。相手に逆らわずに“はい”と言って行動する人を僕の中ではイエスマンと呼んでます。

 

体育会系出身の人に多いと思います。「先輩からの命令は守れ」と叩き込まれた人達ですね。

イエスマンは社会人の基本

イエスマンは社会人の基本だと僕は思ってます。なぜかというと社会人は上司や先輩の言うことはある程度聞かなければならないからです。

 

特に新人の時なんて全く経験したことがない世界に入る訳ですから上の人の言うことを聞かないと言うのは考えられないことです。

 

僕も社会人になりたての頃は「はい」と「わかりました」が返事の80%を占めていました。

 

逆に新人から自分の意見を通すことは少し厳しい部分があると思います。社会の先輩の意見に対して何も知らない若者が「こっちが正しい」と主張することは無理があります。

 

仮に学生時代に俗にいう「優秀な学生」であったとしてもおとなしくしているのがベストです。この理由は上の人は仮に若い人の意見が正しくても受け入れないことが多いからです。

 

意見すると上の人は「なんだ生意気だな」くらいにしか思わないので「もうちょっとこうした方が良さそうだな」と思ったとしても黙っていた方が得をします。

 

しかもそれをやりたいけど理由があってできないことも考えられるので大して状況を把握していない場合に口出しするのは控えた方がいいですね。

イエスマンの否定派

イエスマンは良くないと言う人もたまにいます。相手の考えに共感できないし自分はこうやりたいと強く思ってしまう訳です。

 

これはエキスパートでない限りもったいないです。自分が得意でない分野では基本的にはイエスマンがいいと思います。

 

これはどんなことにでも言えると思いますがやっぱり成功者の意見はしっかり聞いた方がうまくいきますね。

 

受験を例に上げると予備校の先生の教えをしっかり聞けば成績が上がります。知識や経験が浅い場合始めは素直に相手の意見を聞くことが重要です。

 

「これ違う」とか「もっとこっちの方がいい」などと思わずに最初はしっかり聞いた方がいいです。

 

「ある程度経験を積んだ」と思ったら個性を出していけばいいので最初はイエスマンでいった方が成功しますね。

正しい人についていく

イエスマンとして相手の意見に従う訳ですが当然相手は選ばないといけません。これほんと大事です。

 

間違った人だけにはついていかないようにしてください。

 

ついていく相手を間違えると場合によってはマイナスになりかなり遠回りしてしまうことがあります。

 

だから師匠となる人物の判断には時間をかけてもいいと思いますし最初は少しずつやってみるのもいいと思います。

 

ただ社会人の場合上司を選ぶことはできません。だから人に恵まれれば成功する可能性は高いですし恵まれなければ失敗のリスクが高まります。

 

この人についていってもうまくいかなそうと思ったら反論はせずに「はい」と言って逃れるのがベストです。

 

反論してしまうと時間がめっちゃかかりますし何より相手の気分が悪くなります。

 

そうすると辛く当たってきたりするのでその場は穏便に済ませた方がいいですね。「はい」といって従っていればだんだんと細かいことも言われなります。

人は本当に様々

社会を生き抜く上で人との出会いは大事です。せっかく多くの人に出会う訳ですからいい関係を築いて成長していきたいものです。

 

さらに営業職は他の職業よりもいろんな人に出会います。

そして出会う人の中には「この人は憧れる」とか「この人にはあまり関わりたくない」と思うケースもあると思いますが「完璧な人はいないんだ」と僕は思っています。

 

だからその人の良いところだけマネすれば良いと思います。

 

一番もったいないのはこの人はダメと決めつけてしまうことです。ダメと決めつけてしまうとその人に魅力的な部分があってもなかなか受け入れることが難しくなります。

イエスマンでも考えなければいけないこと

イエスマンは社会では大切な考え方です。

 

しかし人の言うこと全てに対して「はい」と言って従う必要はないと思います。だからイエスマンと言えどある程度は考えて行動してください。

 

ただ相手の意見の否定はしない方がいいです。とりあえず「はい」と言って相手の意見を受け止めます。「いや」とか「じゃあ」などの言葉を使うと相手は不快になります。

 

まとめるとイエスマンが上手く機能するシーンは「相手が得意なフィールド」と「自分が弱い分野」です。この2つに関してはイエスマンで行動していくといいと思います。

 

時には少し納得ができない時もあると思います。その場合でもその場では反論しないで後で意見するようにしてください。その場で反論してしまうと感情的な議論になってしまうことが多いからです。

 

感情的な議論はあまりいい方向にはいかないので結果的に時間の無駄になってしまいます。少し時間が経った後に納得がいかないのであれば冷静に分析して適した場所で適した方法で議論してみてください。

 

賢いイエスマンを目指して僕も日々頑張ってます。最後まで読んで頂きありがとうございました。ばーい。




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