
このような疑問を解決できるように記事を書いていきます。
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MRの将来性は厳しいけどあります
これが結論になります。
医療業界の環境の変化により以前よりMRという職業は厳しい職業になってきています。
とはいえまだまだ新卒採用に力を入れている製薬会社も多くありますしMRは必要とされています。
ただ以前に比べて新薬が発売しくくなっているので(色んな領域で開発がかなり進んだから)入社する製薬会社は選んだ方がいいですね。
新薬が出ない製薬会社に入社してしまうと将来どうなってしまうかわかりません。
就職する製薬会社は選んだ方がいい
以前はMR認定試験にさえ合格してしまえば中途採用で自分が行きたい製薬会社に転職することは比較的簡単でした。
ただ今はそういった融通が利かないので将来別の製薬会社に転職することを前提に就職することはあまりおすすめできません。
別業界への転職なら大丈夫です。従って新卒で入る製薬会社はしっかりと選んで入社した方がいいですね。
会社によっては新薬がコンスタントに出る製薬会社もあればほとんど新薬が出ない製薬会社もあります。
新卒で入社する方におすすめの製薬会社
一つ目が新薬の開発力が高い製薬会社です。
新薬が開発できない製薬会社は今後どうなるのかわかりませんしMRとしてスキルアップするためには新薬の上市経験は重要です。
調べ方は各製薬会社のホームページにいくと新薬の開発状況が一覧になっているのでそこから確認することができます。
もう一つは領域をある程度絞っている製薬会社です。MRとして働く上で領域が多いと勉強するのが大変ですし効率が悪いです。ある領域に特化したMRは今後も重宝されます。
従って新薬の開発力が高い製薬会社か領域を絞っている製薬会社に就職するのがいいですね。
▼製薬会社の選び方に関してはこちらを参考にしてください。
MRになるには
他の職業と同様に新卒採用で製薬会社の選考を受けて内定を貰えばMRになることができます。
MR職の応募条件は大卒見込みであることと車の運転免許(見込みも可能で入社までに取ればOK)を持っていることの2つだけです。他の特別な資格は入りません。
選考の流れとしては企業によって多少の違いはありますが書類選考・適性検査→グループディスカッション(ない会社もある)→一次面接→二次面接→最終面接といった感じになります。
面接の回数は会社によって違いますがほぼ確実に書類選考と適性検査があります。
面接では特別なことは聞かれなくて自己PR、学生時代に頑張ったこと、志望動機が中心ですね。
▼MRの就活難易度はこちらを参考にしてください
MRなるには学歴が必要か
まずバックグランドはあまり関係ありません。文系、理系、薬剤師いろんな方がMRとして働いています。
また学歴(大卒以上は条件としてある)も各社の適正試験に合格できる学力があればそこまで関係ありません。
ただこの適正試験のボーダーは各社で異なり結構高めに設定している会社もあります。
製薬会社に入ってしまえば別に学歴なんて気になりませんし営業実績の方が重要視されます。
MRは給料が高い
新卒入社で入ることができる会社の中ではMR職はかなり給料が高い部類に入ります。1年目でも人によっては年収で約500万くらいもらえる人もいます。
新卒で約500万もらえる会社はそんなに多くはないです。しかも最初のうちは営業成績が悪くてもしっかり給料がもらえるので安心してください。
▼MRの年収に関してはこちらも参考にしてください
MR職で身に付くスキルは多い
MR職で身に付くスキルが多いです。
まず営業相手が医者という賢い人達です。賢い医者を相手に営業しなければならないのでそれなりに大変です。
ですのでMRとして成長する過程でかなりの営業スキルが身につきます。
▼MR職で身に付くスキルに関してはこちらも参考にしてください。
MRへの就職はおすすめなのか
MRへの就職はおすすめできます。
なぜならば新卒で入ることができる会社の中ではもらえる給料が高い方ですし1年目から自分の担当施設を持って自分の意思である程度仕事をすることができるからです。
従って責任感や決断力は他の仕事より早く身に付くと思います。
自分がミスをしてしまって売り上げが下がれば自分の実績が減るので責任は自分にあります。
そして責任が自分にあるとよく考えて行動することになるので自然と自己成長することができます。
あと経費を使うことができるのですがこの使い方も勉強することができます。
こんな感じでMRに就職することでそれなりに身につくことはありますし給料もある程度もらえます。
だから自分の実力を試してみたいと思っている方はMRへの就職はアリだと思います。
一方であまり競争せずにのんびり働きたいという考えの方にはMR職はあまりおすすめできません。
というのも近年製薬会社では各社早期退職が実施されているからです。早期退職のターゲットは営業成績があまり良くない中年になります。
だから製薬会社で長く勤務するには入社してからも努力して実績をコンスタントに残していく必要があります。
▼MR職のメリットとデメリットをこちらにまとめましたので合わせて参考にしてください