MR職が将来なくならない理由をまとめました




最近製薬会社の早期退職がいくつかのメーカーで行われています。

 

MR数も増加はなくやや減少気味といったところでしょうか。

 

MRの中途採用の求人も一時期に比べだいぶ減っていますね。

 

そうなるとMRの必要性や将来性が気になるところです。

記事の内容

  • MRはなくならない
  • 仕事の仕方は変わる可能性は高い
  • MR数はパイプラインによりけり

MRはおそらくなくならないでしょう

これはいろんな人が疑問に思っていると思います。

 

「MRってなくなるのかな」とか「MRっていなくても大丈夫ではないか」などのことをMRの方であれば一度は考えたことがあると思いますし聞いたこともあると思います。

 

僕の独自の意見ではMRはなくなることはないと思います

 

実際、製品のパンフレットやインターネットを利用すれば薬の情報を手に入れることができます。

 

だからMRから情報提供されなくても問題ないと思われがちですがやはり人から聞く情報はすごく新鮮であると思います。

 

多くの情報の中から必要な情報をポイントで手に入れたり他の情報と比べてみての意見を聞いたりすることができます。

 

人以外から情報を手に入れるとなるといい意味でも悪い意味でもバイアスがかかりません。他に意見してくる人がいないので自分で情報の価値を判断することになります。

 

そこでMRがいないと自分で必要な情報を手に入れて自分でその価値を判断しなければなりません。これって意外と大変です。

 

情報量や比較対象が少ないと的確な判断はやはりしにくいです。

 

MRの情報提供はただ事実を伝えるだけではなくて状況に応じた情報提供ですのでパンフレットやインターネットよりも質の高い情報です。(優秀なMRに限る)

 

実際に僕がMRをしていて一番ニーズが高かった情報提供の一例をご紹介します。

 

それは先生が初めて薬剤を使う際の不安を解消する情報提供です。新規採用になった場合ほぼ必ずといっていい程先生は薬を使う前に不安を感じます。

 

「この薬の説明がすごいよかったから使ってみようと思うんだけどトラブルとかないのか」とかなり質問されました。

 

先生も実際に使ってみて予期せぬトラブルが起きてしまうと大変なので事前にMRに聞きますよね。

 

ここでMRはいろんな施設で使われた情報を基に「こんなケースでは使用しないでください」とか「こんな患者さんですと効果が出ています」などのコアな情報を提供して先生の不安を解消します。

 

この先生の不安を解消できるのは信頼している人(担当MR)が一番適任です。

 

僕も必死で情報を集めましたし先生の不安を解消できるように力いっぱいフォローしました。

 

まとめると

自分で調べる場合欲しい情報を手に入れることはできますがプラスアルファの要素に関しては自分で手に入れることは難しいです。(薬剤の効果はパンフレットを見ればわかるけどどんな患者さんに使うのが一番理想なのかなど)

 

MRならば情報提供する際に斬新な発想で情報を提供できたり薬以外の情報も提供することができます。

 

MRは薬の情報提供をすることだけが仕事ではないので今後もあり続けるでしょう。

 

もう一つ付け加えるとMRの仕事には医療機関の連携というものもありますのでもしMRがいなくなった場合、この医療連携(主に講演会の企画・運営など)が大変になります。

MRが必要な時について考えてみます

2018年1月10日

質の高い面会が求められる

接待が禁止になってからMRのあり方が少しずつ変わってきています。

 

先生も忙しいですからなかなかMRとの面会に時間がとれないことが多いのが現状です。

 

そうなると頻回訪問より一回の面会の質の向上が大切になってきます。

 

質の高い面会をするためにはそれなりの準備が必要になるので準備に時間をかけることが大切になってきます。

 

またベテランMRによると「昔に比べて面会しにくくなった」と感じている方が多くいらっしゃいます。

 

これには接待の規制が影響しています。「接待してくれるから面会してもいい」という考えの医師は意外と少なくないです。

 

接待されて嫌な気持ちになる医師はほとんどいませんから面会の質が悪くても接待でカバーできた部分もあります。

 

医師の中には接待の打ち合わせがメインで面会していた方もいます。「接待ができないならばMRと面会する必要がない」という考えの医師もいます。

 

接待に規制がかかった今一回の面会の質を上げていかないとどんどん面会してもらえなくなります。(MRの存在価値に疑問)

 

従って接待ができない代わりに今まで以上に情報提供の質を高めることが重要だと僕は思っています。

MR数は必要に応じて

MR数は製薬会社のパイプライン次第であると思います。

 

有望な新薬が出るメーカーはMR数を増やしますし、あまり出ないメーカーはMR数を減らすといった形です。

 

以前に比べて新薬はでにくくなってきています。

 

現在の医薬品はある程度飽和状態でアンメットメディカルニーズの薬は開発が大変ですので時間がかかります。

 

最近、MR数を増やしている領域で目立つのが

  • オンコロジー領域
  • オーファンドラッグ領域
  • バイオ領域

です。これらの領域はMRを募集して数を増やしていますね。

MRの安定性は過去に比べて落ちている

僕が就活をした頃は「製薬業界は安定である」と人事の方は口を揃えておっしゃっていました。

 

確かに製薬業界は安定ですがその営業職であるMR職は安定ではなくなりつつあります。

 

実際にMRの早期退職も行われています。この状況は僕が就活している時には想像できませんでした。

 

ちなみに早期退職は「少し退職金を上乗せするので辞めてくれ」ってことです。従って早期退職のことを「言い方が少し丁寧なリストラ」だと僕は思っています。

 

MRが安定した職業ならば早期退職は行われません。これが現在の製薬業界の現実です。ちなみにこの早期退職の対象は給料が高い社員(ベテランMR)です。

 

実力がなければこの早期退職のリストに上がってしまいます。怖いですね。

製薬会社が実施するMRの早期退職について思うこと

2019年5月18日

まとめ

MRの将来性は優秀なMRならば残ると思います。

より専門的なことを求められるはずです。

また以前に比べて人が足りている状況ですので日々努力してMR力を高めていくことが大切ですね。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

MRの将来性は良くもなければ悪くもない

2019年5月18日




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