僕は新卒で入社した製薬会社を約4年半で辞めました。
Contents
会社に勤めるのが辛いならば会社を辞めるという選択肢もあります
こんなことを書くと「そんなリスクがあることをできるわけないだろ」という意見が出そうですが会社を辞める前の僕もそんなことを思っていました。
少し話は遡りますが就職活動をしていた時はなんとしてでも内定を取って大学卒業後に働くことを僕は重要視していました。
僕の就職活動は簡単に終わった訳ではなくそれなりに大変でした。
そんな苦労して入った会社を辞める選択なんて簡単にはできませんでした。
それではなぜ会社を辞めたのかいうとこれ以上会社に勤めることが困難になったからです。
▼詳しくはこちらにまとめてあります。
会社で働き続けることのデメリット
「会社で働き続けることのデメリットは一体なんだろう」こんな疑問を辞める前の僕は抱いていました。
当時出した答えが
- 会社に染まる
- 会社の都合で振り回される
- ワクワク感がない
- 精神が病む
こんなところです。
会社に染まる
会社に染まるというのはいい意味で言えばうまく会社に適合することですし悪く言えば会社に操られることだと僕は思っています。
新人の頃の僕は会社のやり方が気に入らなければそれに対してとことん上司に質問していました。
「なんでこんな無駄なことやるんですか」
とか
「こんなことをしても売り上げは上がらないのではないですか」
など
今思えば若かったな思いますね。笑
ただこの感情はすごく大切な感情だと思います。
自分が納得できないのであればしっかり意見をぶつけて自分が納得してから行動することは大切だと思います。
しかし僕がいた会社というのはこうゆう意見を基本的には受け付けません。僕がどんな意見を出そうが仕事に変化はありませんでした。
そんなことを繰り返す内に僕は意見を言うことを辞めました。言っても変わらないのであれば時間の無駄だと悟ったんですよね。
意見を言わなくなるとだんだん会社に染まっていきます。僕も会社で快適に働くために会社の方針に従うようになりました。
サラリーマンはあくまで会社に雇われている身分です。
会社にとって利益になるような行動をしなければ快適に働くことはできません。だから僕はかなり会社の色に染まりましたね。
ぶっちゃけ自分の意見をぶつけていた時の方が毎日充実していましたね。新人だから許された部分もありますが。
会社の都合で振り回される
会社というのは従業員を駒のように扱います。
欠員が出れば転勤させるし異動になることもあります。
これは実際に働いてみて思ったのですが僕は色んな職業を経験してみたいというよりは1つまたは2つのことを極めたいタイプの人間だとわかりました。
レストランで例えればオールジャンルのバイキングではなくて洋食レストランみたいな扱うジャンルが一つしかないお店の方が自分の考え方には合います。
だから将来的にマネジメントなんてやってみたいとも思わなかったです。
自分がやりたいと思って別の仕事に挑戦するのであればやる気も出ますが会社の都合で「来月からこれやってください」と言われても微妙なのが僕です。
ただ会社に勤めている時は断ることができないのでやりましたが。こんな感じで会社に振り回されるのがとても嫌でした。
ワクワク感がない
会社の場合個人で成功してもそこまでの還元がありません。その代わり対して成果を出さなくても一定額の給料はもらえます。
いい意味でも悪い意味でも安定していますね。
新人の頃は成功なんてほとんどなかったのでかなりいい制度だなと思っていましたがちょっと慣れてくると結構成果出しているんだからもっと還元して欲しいと思うようになりました。
しかも対して成果を出していないベテランの社員の方が勤務年数が長いという理由だけでポジションが高く給料も高いということに対しても不満がありました。
結局年を重ねないとダメなのかと思いましたね。
精神が病む
僕の場合そこまでは精神は病みませんでしたが中にはうつ病になって会社に来れなくなってしまう社員もいました。
もともと生活を豊かにするために働いているのに身体が調子悪くなってしまったら本来の目的を見失ってしまいます。
精神だけではなくて過労で病気になってしまっても同じです。
だから身体が悲鳴をあげているのであれば会社を辞める選択もありだと思います。働き続けても幸福にはなれないと思います。
会社を辞めて思ったこと
僕が会社を辞めて一番感じることは非常に前向きになったということです。
時間があればちょっと読書しようとかゲームしようなどのように自分が好きなことに身体が向かうようになりました。
以前だったらちょっと仕事しておこうかなと思ってしまったかもしれません。あとは無駄な付き合いがなくなったのが一番大きいです。
これはサラリーマンの時にずっと思っていたのですが気を遣い合う飲み会なんて誰が得するのってことです。
自分で飲む飲み物くらい自分で注ぎますしなくなったら自分で頼みます。
これが会社の飲み会の場合空いてるグラスに飲み物を注がなかったら気を遣えない人みたいに思われてしまいます。
これマジで謎です。
自分が頼むついでに頼むとかならわかりますがなんで人の飲む量をいちいち把握しておかないといけないのかとはいつも思っていました。
さらに付き合いでいく飲み会の会話のほとんどは無駄です。話しても話さなくてもいいような話に時間を奪われるのが本当に嫌でした。
しかも酔ったら話の内容を大して覚えていないわけだからやはり付き合いで行く飲み会は時間の無駄ですよね。
お金を使わないで生活した方がいい
サラリーマンの時の僕は「働いているのだからお金を使おう」みたいな感じで結構無駄なものにお金を使ってしまっていた時期もありました。
これは本当に辞めた方がいいですね。メンタルが不安定になります。
だからなるべく生活費を抑えて暮らした方が幸せだと思います。
本当に自分が好きなことにお金を使うことはリフレッシュになるのでいいと思いますが惰性でお金を使ってもリフレッシュにはなりません。
会社を辞めようと悩んでいる方へ
僕が会社を辞めた後に思ったことを書いていきます。
まずお金を貯めておくことは重要です。会社を辞めた場合一番問題となるのがお金です。だから少しでも多くの貯金を作っておくことは大切です。
最低300万くらいは貯めておくといいですね。
次に社内の付き合いは全て断ることです。いずれ会社を辞めるのであれば会社の付き合いは全て断って問題ありません。付き合いに行かなければお金は貯まります。
もし個人的に会いたければ別の機会に会えばOKです。
ここまで色々と書いてきましたが本当に会社に行くのが辛いならば会社を辞めるという選択肢もありだと僕は思います。
会社に行くことの辛さと辞めた時の大変さを天秤にかけて判断してみてください。僕は会社に行くことの辛さの方が重かったので会社を辞めました。
コメントを残す