営業をやっていると自分と合わないが必ずいます。
これは仕方がないことで個人のパーソナリティがある以上、自分と合わない相手ができてしまいます。
今回はこのような相手にどう立ち振る舞っていくのかについて書いていきたいと思います。
1.自分と合わない相手とはどんな相手なのか
僕も営業をしていると合わないと感じる相手はいます。
プライベートであれば関わらなければいいですが、仕事となるとそんな訳にもいきません。
結論から書くと合わない相手に接するとなるとそれなりに大変です。
そこで、仕事だから仕方がないといってもできる限り避ける方向で仕事を進めていくというのは大事なことです。
これが前提としてありますので、自分がどうしても辛いならば回避するのも一つの手段としてあるということはお伝えしたいと思ってます。
ちなみに僕が合わないと感じる相手は要求が多い相手です。
仕事なので時間は限られています。
要求が多いと他の仕事ができなくなってしまうので、僕が提供したいものと相手が要求するものが大幅にずれていると合わないと感じますね。
2.MRの仕事は情報提供が基本
僕がまだMRになりたてだった頃、得意先との付き合いなども全くなく、付き合いに少し興味を抱いていた時期がありました。
付き合いに参加すれば売り上げが上がるのではないかと思った訳ですね。
答えは半分正解で半分不正解です。
MRの仕事は情報提供です。
だから、情報提供をしなければいくら付き合ったとしても売り上げは上がりません。
ある程度売り上げも伸びてきて相手との関係性もよくなっている状態で付き合いに参加することでさえ売り上げにはさほど影響しません。
相手と少し距離が近くなって話しやすくなったり、面会しやすくなったりはするかとは思いますが、直接売り上げが上がるかどうかについてはあまり期待できません。
3.仕事上の付き合いで得られるもの
それではなんのためにゴルフコンペに参加したり、行事に参加するのかというとそれは断った時のリスクが大きいからです。
後々「なぜ来なかった」と追求されることがあります。
仮にこのようなイベントに誘われた際に断るとするとそれなりの理由が必要になります。
ただ、他にどうしても参加しなければならない予定がある場合は簡単に断ることができます。
例:結婚式に参加する、会社の研修が入っているなど
このように先に予定が入っていれば簡単に断ることができます。
また断る理由として適切でないのが、プライベートの用事です。
例:友達と遊ぶ
友達と遊ぶから参加できないと断ってしまうと、相手に悪い印象を与える可能性がリマす。
従って、仮にプライベートの用事が入っていたとしても他の理由で断った方が後々トラブルになりにくいです。
他ケースでは日程は空いているが経費がない場合もあります。
イベント参加には経費がかかりますので、ない場合は自腹を切るしかありません。
このようなケースでは自腹を切りたくないのであれば何か理由をつけて断るしかありません。
ただ、実際にMRは自腹でイベントに参加しているケースは多いです。
経費として落とせなかったりするイベントもあるのでそのような場合は自腹で参加することになります。
なぜ、自腹まで切って参加するのかというとそれは楽しいからです。
付き合いには自分が行きたい場合もあります。
僕が過去に行きたくて行ったイベントはゴルフの名門コースでプレーすることができるというお誘いです。
通常、会員限定のコースで、一般の方は会員の方に誘って頂くしかこのようなコースでプレーすることはできません。
付き合いと言っても僕にとっては願ってもいないチャンスだったので、普通に楽しんで帰りました。当然、自腹のプライベートでの参加です。
このように自分が行きたくて参加する場合もありますので、付き合いが全て嫌なイベントという訳ではありません。
付き合いに行くと普段経験できないようなことも経験できたり、相手と仕事以外の話ができたりします。
自分が楽しむこともできますし、相手との距離が近くなって面会しやすくなります。このようなことが付き合いで得られるものだと思います。
行きたい付き合いであればいいですが、一番困るケースが、日程は空いているが経費もなく行きたくない場合です。
この場合は余計はことは言わず「申し訳ございませんが、厳しいです」とだけ言って断ることがお勧めです。
変な理由を言うくらいなら行けないということを丁寧に相手に伝えた方が印象はいいです。
そこで、「なぜ」と聞かれたら「仕事が多いので」と回答すれば大丈夫です。正直、全部付き合っていたら体がもたないので、断ることも大切です。
4.合わない相手こそビジネス対応
合わない相手は誰にもいます。だから自分だけ特別とは思わないでください。
そんな相手となるべく関わりたくないと考えるのも至極当然なことです。
そこで、合わない相手に僕が実際に営業の場で実践していることは完全なビジネス対応です。
MRであれば医薬品の情報提供といったMRの仕事のみに注力することです。
これをしっかりやれば合わない相手でも、苦手な相手でもある程度までは売り上げを上げることができます。
MRの仕事以外は何もしません。
行事にも参加しませんし、付き合いにも参加しません。
得意先に強くなろうともしません。
ただ、MRの仕事をこなすというやり方です。
多少の負荷はかかりますが、そこは仕事と割り切るとうまくいきます。
だから、もし合わない相手に対して「どんなアプローチをしたらいいのか」と考えている方がいましたら実践してみてくださいね。
5.まとめ
仕事では自分が関わりたくないと思った人ともうまくやっていかなければならないシーンが必ずあります。そんな時こそ仕事のみの関わりに限定してみてくださいね。最後まで読んで頂きましてありがとうございました。ばーい。
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