就活生に知って頂きたいMR職の辛い部分を紹介します




MR職を目指している就活生の中には「MR職の辛い部分を知っておきたい」と思っている方もいらっしゃると思います。

 

そこで今回はMR職の辛い部分を紹介していきます。ちなみに小さいことはここでは書きません。

数字の詰め

なんといっても僕が一番辛いと感じたのは期末に数字を詰める作業です。

 

数字の詰めというのは来月分(2~3ヶ月分の場合もある)を前倒しで買って頂くように薬局にお願いをすることです。

 

薬局は必要以上の在庫を置いておきたくないのでこういった余分に買うことを嫌がります。

 

ですので詰めというのは相手(薬局)が嫌がることを承知の上で自分の数字を上げるためにやる自己中な行為です。もちろんお願いを断られることもあります。

 

そこでなぜこんなことをしなければならないとかというとMR職は営業職なので売上を確保しなければならないからです。

 

めちゃめちゃ売上が良ければ詰めなくてもいいかもしれませんが売上が悪いと数字の詰めは必須になります。

 

ちなみに数字の進捗には予算の額や運が絡むこともあるのでやることをしっかりやっていても数字が悪いということは起こりえます。(実績が大きい施設が閉院してしまうこともあります)

 

ですのでMR職を続けていく上で数字を詰めるということは避けられません。ただ頻繁にやることではないのでやるときは割り切ってやるような仕事になります。

上司からの追求

MR職は営業職だから新規採用や売上について上司から追求されます。先ほども書きましたが薬の売上にはMRの力では解決できない問題もあるのできちんと仕事をしていてもうまくいかないことがあります。

 

そしてうまくいかない場合上司からの追求がきます。上司にもよりますが厳しい人に当たってしまうと本当に辛いです。

勤務地の問題

MR職には全国転勤があるので自分が住みたくない場所で仕事をしなければならないこともあります。

 

今の勤務地が良くてもいずれ転勤になってしまいますし嫌な勤務地でも転勤するまでは耐える必要があります。

 

勤務地を自分で選ぶことができないのは辛い部分です。

日々の勉強

勉強を常にしなければならないのはやはり辛いと感じることはあります。薬に関する情報は日々新しい情報が出てきます。また医療制度も日々変わっていきます。

 

勉強しなければ知識がアップデートできないので情報の鮮度も落ちてしまいます。そうなると情報提供に影響がでてくるので常に勉強しなければなりません。一度ガッツリ勉強すればあとはやらなくていいということはありません。常に勉強です。

 

しかも営業活動をしながら勉強もしなければならないのでMR活動が忙しい時は特に勉強が辛いと感じることはあります。

書類関係

MRをやって感じたのが提出書類がとにかく多いことです。普段は一人で仕事をしているのでMRを管理する目的での提出書類が結構たくさんあります。

 

そしてこの書類の作成に意外と時間がかかります。忙しい時は書類の提出が辛く感じます。

営業活動が思ったように進まない

これは実際にMRとして働いてみてわかったことですが薬の営業は思った以上に難しいです。

 

そもそもまず先生に面会すること自体が大変なケースもあります。そして仮に面会できたとしてもMRの話をまともに聞いてもらえないこともあります。さらに話を聞いてもらえたとしても適当な断り文句を言われてスルーされてしまうことも多々あります。(売る薬によってかなり変わる)

 

だから話を聞いてもらうためにまずある程度の関係を築いていく必要があります。( 関係ができていなくても話を聞いてもらえることもあります)

 

この関係を築くのがなかなか大変です。MRを続けていく内に慣れてはきますが苦戦する時はかなり苦戦します。

辛いと思ったけどやってみると意外と辛くないこと

MRとして働く前に辛いと思ったけど実際ににMRとして働いてみると意外と辛くなかった仕事もあります。

  • 医師からの扱い
  • 面会するまでの待ち時間
  • 拘束時間が長い
  • プレゼンテーション

医師からの扱い

よく「MRは先生からの扱いひどい」とか「パワハラのようなことをされる」と言われますが実際にはあまりないです。

 

確かに相手にされないことはたまにありますがひどい扱いをされることはないです。

 

また付き合いに誘われることもありますが別に断ることもできますので大丈夫です。

面会するまでの待ち時間

病院の医局で先生を待つことや開業医の先生に呼ばれるまで待つことは確かにありますが待つことも仕事の一部なのでそんなに辛いとは感じないです。

 

待っている時に他メーカーのMRが運よくいれば多少話すことができますし勉強したり仕事をしたりすることもできるので待ち時間が長いのはそんなに辛くはありません。

 

プライベートで待たされるのとは感覚が違います。

拘束時間が長い

確かに一日の拘束時間は他の仕事に比べると長いです。ただ自由な時間も多いです。仕事が入っていなければ買い物に行ったり寝たりすることが可能です。

 

とはいえ一応仕事中なので好き勝手することはできませんがある程度のことはできます。

プレゼンテーション

MRの仕事の一つに説明会といって自社製品のプレゼンテーションをする仕事があります。僕は人前でプレゼンをしたことがあまりなかったのでやる前は結構ビビっていましたが案外緊張もせずにできました。

 

慣れるまでは多少緊張する人もいるかもしれませんが数をこなしていると普通にできるようになります。

辛いと感じるかは人それぞれ

今回は僕がMRをしていた時に辛いと感じたことを中心に書きました。僕が辛いと感じることでも人によっては辛いと感じなかったりその逆もありますので正直なんとも言えません。

 

ですので色んなMRから情報を収集してみてください。

 

またMRという職業は担当エリア、上司、担当する製品によって辛さがかなり変わります。

まとめ

MRをしていて辛いことは多いですが経験と共に辛さも軽減されます。習うより慣れろってよく言いますけどMRに関してはこれはすごく当てはまると思います。最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

 

▼MR職のメリットとデメリットをこちらにまとめましたので合わせて参考にしてください

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2017年7月16日




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